2007/09/23

試聴

いよいよ試聴の時が来た。
どきどきするのう。

スピーカーを設置し、アンプからのケーブルに接続してみた。

棚の中に設置すると、このような感じだ。

オーディオの設置方法としてはまったく論外なのだろう。
世のオーディオの民よ、すまん。と、まず謝っておこう。

でも、ここ以外に場所がないのだから仕方がない。ララァならわかって
くれるよね。

CD-34で、音楽を再生してみる。初めて出す音に選んだのは、グレン・
グールドのピアノだ。

すると、、、中高音はちょっとシャカシャカした感じ。深みがない。正
直、ちょっと期待を下回った。

しかし、、、グールド名物「鼻歌」とか、ペダルを踏む音や、いすのき
しみ音などの音が以前よりもはっきり聞こえる。以前は何の音だか分か
らなかったものが、いすのきしみ音だと今回初めてわかったのだ。

つまり再現力が向上しているといえるのではないか。

次に、ムーンライダーズの「ゆうがたフレンド」。これは前のスピー
カーではエレキベースの低音がつぶれてしまって困っていたヤツだ。

今回はどうか。おっ?意外に低音はちゃん出ている。そして、びびり音
が出ていたS-200と全然違う。エレキベースの輪郭がはっきりし
て、つぶれていない。

明らかに、それぞれの低音が細分化されて、しっかり聞こえてくるかん
じ。

とまあ、何か所か光る部分はあったものの、「こんなもんか、、、」と
思われる音だった。このスピーカーはどこかでちょっとバランスがとれ
ていない。

つまり、中音部分がなにか足りないのだ。