2014/03/28

仲村さんを描いてみた


【これまでのあらすじ】
漫画「惡の華」の登場人物である「仲村さん」が好き過ぎて、いろいろ考えている。この仲村さんという複雑な人物をどのように理解したらいいのか、、、我々同時代に生きる者に共通の課題である。


【本題】
今回は、仲村さんとはどのような人物なのかをビジュアル的に理解する助けとするため、オレなりに解釈して仲村さんの絵を描いてみた。
(押見先生の描く仲村さんにはけして及びません)
実際に描いてみて、なかなかあの「蛇のような目」感は出せない事がわかった。(結局出せなかった。)

ところで、原作でオレがもっとも好きな絵は、3巻の中盤、山のひっこみのところで仲村さんがムクッと起き上がって佐伯さんの前で仁王立ちになる場面だ。
後期の手塚治虫っぽくもあり、すごくいい。

さて、今回使用したフリーソフトFire Alpacaはこちら。



鉛筆で描いたものをベースに、iPadとのWiFi経由でHPのスキャナから取り込み、それをMacに移して、フリーソフトFire Alpacaを使用して色塗りしたものだ。
タダ最高!

Fire Alpacaは相当使える。
ようやくPhotoshop LE 5.0を使わなくてもよくなったようだ。

さて、オレはMacではOS-X Maverickを使用しているのだが、10年前に買ったWacomのIntuos2、ドライバ入れてないのに普通に動いた。ペンの尻側の消しゴムハードツールは機能しなかったけどな。
まだまだ使えるってかー。

せっかく描いたのだから、画像掲示板Pixivにアップした。

【覚え】
別に背景色を入れたバージョンを描いたが、背景の入れ方でうまく人物の外形を選択できなくて、、、2時間も唸っていた。そこで、背景レイヤーでは全塗りで、人物部分を消しゴムツールで消して、くりぬくようにした。まあいいわな。

2014/03/25

約束を果たす


長年愛用しているPENTAX K-7なんだが、先日ファームアップ(バージョン1.13)が行われた。

新発売のHDリアコン対応のためであろうが、全般的な動作安定性向上も含まれている。
http://news.ricoh-imaging.co.jp/rim_info/support/

K-7販売時にレンズロードマップにリアコン載ってましたからね。
彼ら(Ricoh)は約束を果たしたといえよう。

でも、K-7のファームアップはおそらく最後だろう。
なんかおまけでアップデートされてないものか。
と、ほのかに期待してみたりしてな。

最近、新型ストロボ AF-360FGZIIを入手したが、低ISOにして
日中シンクロ機能を使ってすごくよく撮れるようになった。
とくに、人の顔に適切に光が当たるようになったので、
時節の記念撮影などもバッチリ(#昭和しぐさ)だ。

このカメラ、低ISO時の絵の美しさはもともと定評ある。
もっと早くストロボ買えばよかった!と思った。

偽薬効果でもいい。
しばらくは楽しくこのカメラを使い続けられるだろう。

2014/03/24

ブツ撮り人工光


いままで某巨大オークションに出すものは
自然光で写真に撮ってたんだが、
なかなか明るい日中に撮ることが難しい。

先日、ストロボ PENTAX AF-360FG IIというものを購入したので、
そのバウンス撮影で撮ってみたのだが、
これがとてもよく写る。

smc 35mm Macro LTDとの組み合わせで最高だ。
さすがマクロ。小さなものもすごくよく写る。
フラッシュを焚くと、ISO感度も下げられるし、
明るさも均一になって、たいそう具合がいい。

もっと早く買えば良かった、、、
オークションではやはり画像が重要ですよね。

先日取り外した14年前のUltegra 6500シリーズのドライブトレインも、ばらばらに出品したんだが、綺麗に写真を撮って載せたらみんな買ってくれた。

個人的には背景が畳とか、ピンぼけだったりすると購買意欲が減退するよな、、、

ちなみにストロボでハイスピードシンクロ機能を使うと、
強い太陽光下の子の写真とかも顔がつぶれることなくとてもよく写る。

このストロボ、防塵防滴なのでいろんなところで活用できそうだ。

2014/03/22

「わすれた」の違いについて


【これまでのあらすじ】
漫画「惡の華」の登場人物である「仲村さん」が好き過ぎて、いろいろ考えている。この仲村さんという複雑な人物をどのように理解したらいいのか、、、我々同時代に生きる者に共通の課題である。

【本題】

第53話と第54話で、仲村さんは2回「忘れた」旨を言っている。

第53話では、仲村さんの父はどうなったのか、夏祭りの後どのように生きてきたのかを問われ、
「忘れた」「どーでもいいよ そんなこと」と答えている。

第54話では、夏祭りの夜、櫓から(春日くんを)突き落としたのはなぜかを問われ、
「さあ わすれた」と答えている。

第53話ではその口調や目をそらした表情の表現から、本当に「どーでもいい」ので「忘れた」、話す必要もないことが伺える。

しかし、第54話では、ある程度真剣な、なにかを飲み込んだ目で「さあ わすれた」と言っている。これは、「わすれた」のではなく、櫓から突き落とした理由が、仲村さんにとって「どーでもいい」ものではなく、なにか大切なものであるが、春日くんに話すことを差し控えなければならないものであることを示している。

答えた瞬間の仲村さんの心を想像すると、心の奥底を鈍い刃物でえぐられるようだ。

突き落とした理由については、我々が自分自身で斟酌するべきものだろうが、たぶん、我々同時代に生きる者にとっても、大切な意味を持つものに違いない。

【追記】

仲村さんが母と生活しているのかを問われたときは素直に「そうだよ」と答えていることにも注目したい。それは「どーでもいい」父との関係との対比となっている。

おそらく仲村さんにとって、仲村さんの母は大切な人物なのだろう。
なにかそこに物語の鍵のひとつがあるような気がするが、そこまで描かれることはないだろう。

2014/03/21

君は気づいているか


君は知っているか。
auのガラケー契約において、
パケット定額契約を付与しなければ、
パケット通信料は無料通話分から充当されることを。

逆に言うと、パケット定額契約をしていると、オーバーしたパケット通信料は無料通話分とは別に請求される。


通信料を抑えるため、あえてガラケーを使用してるんだが、
通話もメールもあんまりやらない(妻とのショートメールくらいか、、、)。

タブレットはWiFiのiPadがあるので、
べつにスマートフォンはいらないのだ。

オレのような使用形態の場合、無料通話分がつく契約をして、かつパケット定額契約をしないならば、無料通話分からパケット通信料が充当されていくのでたいそう具合がいい。無料通話分はつねに5000円くらいたまってるので、多少パケ代をとられても大丈夫。

たまーに外部サイトなど見たくなるのだが、無料通話分で払えるじゃん!と思うとずいぶん気楽にアクセスできる。

毎月の料金ですが、だいたい月1600円で済みます。
年間2万円いかない計算だ。

2014/03/17

「惡の華」の効用


思春期に、蛇のような目をした同級生(女子)から「一生じぶんでじぶんのうっとり撫でまわしてろ!」と罵倒されたり、「おまえがいかに間違った人生を送ってきたか、一回ノートに全部書け」とかいわれていたら、さぞや人生変わったであろう。

今、漫画「惡の華」を読むことができる思春期の子たちは幸せだ。実際に罵倒されたり作文しろとかと言われずとも、疑似体験できたのだから。
現実社会にこんなことを言ってくれる人は滅多にいない。

そして、そのことは決して間違ってはいないだろう。

2014/03/15

オランダからオーストラリアへ


酒田米菓のオランダせんべいがオーストラリアに進出した後、
ペプシコに買収されこのようなことになっとる。

http://www.sakata.com.au/plain.htm

すげえ。
sakata rice snackとして世界中で売られているのか、、、

オーストラリアせんべいだ。逆輸入してどっかで売ってないかな。
一度食べてみたい。

オーストラリア米の販促にもつながっているのだろう。
これって素晴らしくないか。

これに刺激を受けたのか不明だが、本家酒田米菓でも
ブラウンライスクラッカーとしていろんな味のを発売している。一度食べたが、けっこうおいしかった。

http://www.sakatabeika.jp/SHOP/62315/94690/list.html

薄焼きせんべいは世界に広がってる訳ね。

2014/03/14

惡の華 仲村さんの感情の変化




漫画「惡の華」の仲村さんが好き過ぎて、こんな図を作ってみた。手書きの図で恐縮だが、、、

激しくネタバレなので、未読の方は図を見ないことを薦めよう。もうめんどいので文字色を変えることもしない。

この図は、仲村さんを最も代表する感情「怒り」について、物語の前半のヤマである3巻から7巻において、もっとも重要な人物である春日くんに対する怒りだけを抽出し、ビジュアル化したものである。そもそも、作中では仲村さんの感情は怒り以外明確ではない。

また、マイナスの怒りという意味で、怒りと反対の感情も抽出してある。怒りと反対の感情を何と名付けるかは議論もあることから、ここでは仮に「共感」としておこう。
(共感が怒りの反対感情であると断言するものではありません。)

図化するにあたり、仲村さんの感情の起伏を赤い線で表している。この線が上に行くほど春日くんに対する怒りの度合が高まり、下に行くほど春日くんに対する共感度合が高まることになる。
3巻から7巻中に起こる主な事件を(1)~(6)で表し、仲村さんの言動や行動を①~⑰で示している。また、①~⑰については、適宜、筆者(オレ)によるコメントを付した。
また、仲村さんが作中で涙を流したことは2度あるが、それはオレンジ色の涙印で示している。
なお、異論があろうが、ここでは⑫を怒りではなく軽蔑とした。

1 図から読み取れること

1−1 怒りは⑥で最大となり、その後は怒ることはない。
1−2 怒っているのは3巻、4巻だけである。
1−3 (2)秘密基地の形成以降は共感に変わり、(4)佐伯さん事件までは増大し続ける。
1−4 秘密基地が焼失し、佐伯さんの告白のあった⑫で共感度合いは0となる。
1−5 ⑬と⑭のあいだで(i.e. 夜の街でバット振り回している頃)、再び共感に転じている。
1−6 ⑥より後は春日くんを罵倒することはない。(e.g.「さっさと来いよ 空っぽ人間」の場面では怒ってはいない。)
1−7 感情のピークの手前で涙を流している。怒りの最大⑥の前、共感の最大⑰の前である。
1−8 ⑧、⑨、⑩、⑪における仲村さんの振る舞いは線形に進行している。【i.e. ⑧女王様的振る舞い(支配)⑨母的振る舞い(庇護) ⑩恋人的態度(対等・やさしさ) ⑪友人的振る舞い(思いやり)】
1−9 なお、作中では⑮〜⑰ではほぼ手をつないでいる。

2 【考察】これらから考えられること

2−1 ⑧、⑨、⑩、⑪のころ、仲村さんと春日くんの関係が人間関係として深化したように見える。すごく屈折しているが、、、でも、これはこれでとてもヒューマニスティックなことではないか。
2−2 仲村さんにとって春日くんは破壊的でない人間関係を築けた数少ない人物と思われる。
2−3 春日くんを櫓から突き落とす直前まで、共感度合いが増大しており、櫓から突き落とした理由は、春日くんに対する怒りや絶望ではない、特別な感情によるものと考えられる。
2−4 春日くんに対する仲村さんの特別な感情は、相当屈折してはいるが間違いなく恋愛感情だろう。

こんなもの作って、、、
絶対に仲村さんにドスのきいた声で「ふざけるな」と言われそうだ。オレも仲村さんの嫌悪する「まんじゅうども」の一員というわけだ。

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2014/03/12

「惡の華」第55話 覚え


衝撃的な第54話を経て、第55話はドラマチックな出来事が起きないので面白くないという方々もいるだろうが、オレの覚えを書いておこう。

・第52話の皆さんのロボットのような表情(まるで叶精作のダミー・オスカーのような)は、本話までかかってすっかりもとの押見修造的表情に戻っている。第52話は緊張感を高める演出のため、ロボットのような表情が必要となったのだと思う。

・「前号のあらすじ」のまとめはさすが編集がやってるだけあって的確だ。e.g.「仲村は暴力で応えた」とか、いい表現だ。
 このあらすじは単行本には収録されないが、ある程度作者の意図を反映していると思われる。だれかまとめてないかな。

・最後のコマは埋め草的に漠然と描いたものではなく、ちゃんと意味があるのではないか。

・この作品「惡の華」の基調となっているキーワードは対比・対照であることはいろいろな人によっていろいろなところで述べられてきたが、もしそうなら、あの明るい満月は常磐さんを、その下で、遠くで明るく輝く星は仲村さんを表しているはずだ。

・春日くんの(幸せなはずなのに)ちょっとうかない表情、常磐さんの「なんでも(書いてみたらいい)」という台詞、ボードレール作「悪の華」の中学時代とは違った解釈、常磐さんの深夜の呼びかけ、これらは遠くで明るく輝く小さな星=仲村さんが背景にある。

まあ無粋な予想ですけど、

仲村さんは今後、「遠くで明るく輝く小さな星」が象徴するような存在として、なんらかの形で再登場するのではないでしょうか。それも、春日くんと常磐さんとは直接対峙しない、二人の心を静かに照らすような、そんな存在として。
(予想ですから当たらないことがあります)

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映像作品・舞台探訪

この人すごい。
佐々木昭一郎TVドラマ初期の作品の舞台を探訪している。

http://www.sinroku.com/ysl/index.htm

木場だったのかあ、、、、

登場する鳥かごは四季・ユートピアノに登場する
「実は名前をつけたのじゃ」の鳥かごですよね。

こういう「あっ」と思うほむっぺを見ると、
Twitterで断片的かつ偉そうな意見をブイブイ言ってる人よりも、
こんな地道なほむっぺの方が偉いよな、、、と思う。

あやかりたい。

2014/03/10

Quantum近代化【自画自賛】



このバイク、暗いところではまるでネオンのようにオレンジのFuselageが浮かび上がって見える。

自画自賛してもいいだろうか。

天地開闢以来、最も美しく色彩計画されたKLEIN Quantumであろう。この蠱惑的な塗装が強調されたバイク、ずっと昔に夢の中で見たKLEIN Adroit 1994 のPainted Desert以来の衝撃だ。(※)

2年前、気の迷いでバイクを買い換えなくて本当に良かったと思う。いったんは飽きた、と思ったオレ自身を恥じたい。これこそ、クライン馬鹿たるオレのためのバイクだ。そして、軽々しく費消されていいものではない、大切なものだ。

(遠くの方で頷く、大柄のヒゲの米国人風の男)

そう、、、オレはバイクが好きなだけじゃない。クラインが好きだったのだ!
皆よ、、、バイクを買い換える前に、パーツ全取っ替えしたほうがいいよ。

このFuselage、すごいオーラ(的なもの)がある。なにかがほかのバイクとは決定的に違う、、、と思う。それがなにかはわからないので、オーラと表現している。まあ、クライン特有の、醸し出す雰囲気ですかね。
正直、バイク屋さんでほかの人気銘柄かつ高価なバイクを見ても、オレはここまでのオーラは感じない。

あっこれ、屈折した自画自賛だからな。異論はオレに聞こえないように舞台袖のほうでお願いしたい。

ともあれ、現在、可能な限り最善の改修ができたと思う。11速化とヘッドセットの交換により、今後10年以上は使用できるだろう。
これでオレの脚がついて行ければ最高なのだが、、、
へっぽこ膂力にクールバイク。アンモナイトにムール貝。



(※)昔の話をしてもいいだろうか。
1995年3月頃、RaleighのJohn Tomacシグニチャーモデル、Giantのカーボンバイクと悩んだあげく、TrekのフルサスペンションMTB Trek 9200に決めて、買う気まんまんでなじみのバイク屋に行った。
そこでKLEIN Fervorを薦められ、1994モデルのカタログと雑誌レビューを読ませてもらった。その瞬間、Raleigh、Giant、Trekはスカッと頭から消え去った。

・・・その夜、オレは夢を見た。オレは、砂丘の上を二人の男が2台のKLEIN Adroitに乗っている写真が載ったカタログを見ている。、、、それらはそれぞれPainted DeseartとSea and Skyに塗られていた。(実際の1994年カタログにはそんなシーンはない)
そう、本当に夢なのだ。だが、夢とも思われぬあの鮮明さを今でも覚えている。

だが、オレは夢の力に後押しされ、次の日、Fervorの購入申し込みにサインをしていた。その日からオレのクライン馬鹿時代(KLEIN Freak Era)が始まったのだ。

今回部品総取っ替えしたQuantumは、夢で見たPainted Desertに近いものになった。というより、その夢の印象に近づけるよう、心の下の中の方で無意識に努めたのかもしれない。

2014/03/08

Quantum近代化【完成】



全体にワコーズのSHAKEワックスを掛ける。これは光沢が素晴らしい。
いよいよ最後の工程。
NITTOのステムに換えた結果、高さが足りなくなったヘッド部分に5mmのスペーサーを追加して、Chris Kingのヘッドセットのトップボルトとステムのボルトを交互に締める。締めるに従って、すこしあったガタが消える。ビシッと決まったら、完成だ。ふう、、、

重量を測ってみよう。
ペダルとボトルケージを付けた状態で8.30kgだ。改修前が8.70kgだったので、400g程度の軽量化となった。
ペダルとボトルケージをはずすと7.96kgといったところか。オレにとって夢の7kg台というわけだ。

ステム変更により、ハンドルバーの高さが2.5センチ下がった。このポジション変更がどう出るか、、、屋内で乗ってみた状態ではなかなか良さそうだが、長距離を走ってみないと本当のところはわからないだろう。少なくとも、空力的には若干有利になったはずだ。雪が融けたら試してみますね。

パーツの色は、ペダル以外はすべて黒又はガンメタになり、ポジション変更と併せて、非常に精悍な印象になった。

黒・ガンメタのパーツはXTR950で経験があり、こすれ・剥げのリスクがあるのが気になるが、、、まあロードバイクだから大丈夫だろう。

二日おきに一日二時間ずつやって、延べ7日かけてようやく完成した。二週間かかったわけだ。
オレは逸って失敗することが多いので、むしろ、podcastなど聴きながらのんびり作業することに注力した。その間、とても楽しい時間を過ごすことが出来た。また、ヘッド以外のパーツの組付けはいまある工具で十分出来ることがわかった。

2014/03/06

Quantum近代化【コンピュータ移植】



6800シリーズにはシマノの純正コンピュータFlight Deckは対応していない。
あら残念。なぜかは知らないが、、、

今、サイクルコンピュータはテクノロジー的に
いろいろ変動している時期らしい。
よって、焦って買うと失敗しそうだね。

もうすこしするとハートレートとGPS機能付きの物が
安く買えるようになるかもな、、と虫のいいことを思ってみる。

そこで、当面、Attitudeに付けていたSigma Sportsの古いBC800を
移植して使うことにした。取り付けは非常に簡単。

この古いBC800は輪ゴム的なもので付けることができる。

オレが必要とする機能は現在速度、トリップメーター、オドメーター、
最大速度、ペースアロー程度なので、これで充分だ。

気温、傾斜、高度などはあれば便利だろうけど、オレの実力では
レース中に見る余裕はない。



2014/03/04

Quantum近代化【SISの調整】




スターウォーズ・サーガにおいて、どいつを悪の騎士にするか、、、
という話ではなく、砕いて言うと変速の調整だ。

SISとは、シマノインデックスシステムのことね。

これはマニュアル通りに地道にやる。
でも、変速機取り付け→→ワイヤー張り→トップ側の調整→ロー側の調整、のように、
指定通りに調整すればまず間違いなくちゃんと変速するはずだ。

今回からシマノのケーブルにはテフロンがコーティングされており、
いじっているうちに剥げて毛羽だってしまうが、問題はないらしい。

変速とブレーキが決まったら、適切な長さにインナーワイヤーを切断し、
端を熱収縮チューブに入れて、ヒートガンで止める。

これはANDから教わった技術である。
極細の熱収縮チューブは秋葉原に行った折、ラジオ会館の店で買っておいた。

2014/03/02

Quantum近代化【ブレーキの調整】【バーテープ】




 ブレーキキャリパーは従前と同じ取り付け方法だ。
ロードバイクのブレーキシューは未だにキャンバー角が要求されている。
Vブレーキはキャンバー角は不要)

キャンバー角ってのはアレだよ、ブレーキシューが前開きになるヤツね。

リアブレーキのアウターケーシングがもしかしたら短かったのかもしれない。
ハンドルバーは思いっきり切ると90度くらいでつっかえる。あと2センチくらいあればいいのかもしんないが、むしろアウターケーシングが充分長い状態のまま落車して、90度以上にハンドルが切れちゃうと、確実にハンドルバーがフレームのトップチューブを破壊するだろう。

要は落車するな、ということか。気をつけたい。

あと、生まれて初めてバーテープをイチから巻いてみた。(いままではバイク屋の兄ちゃんが巻いたやつを補修したりした程度)

この14年間同じバーテープを使ってきて、これが初めての交換というわけだ。チネリのテープは本当に長持ちしたね、、、今回はチネリは入手できなかったので、バイクリボン社の廉価版コルクテープを使用。激安ね。でも、感触は悪くない。

バーテープは引っ張りながら巻く。エンドはけっこうはみ出して巻かないと、、、12mmくらいかな。そうしないとエンドプラグがうまく入っていかない。

初めてにしてはうまく巻けたと思う。終端はビニールテープで固定後、付属の飾りテープでまとめてあるのは読者諸兄と同じだ。

2014/03/01

Quantum近代化【組み上げ】



すべてのパーツがそろったので、マニュアルをもとに新パーツを組み付けていこう。
シマノからは紙ベースの取り付けマニュアルが配付されなくなったので、手元のコンピュータやタブレットでpdfを開いて首っ引きだ。なお、Appleのsafariやプレビューではなぜかうまく開かない。Adobe Readerでないとダメみたいだ。まったくもう、、、

このように、室内で作業中。
自分の部屋にリペアスタンドを立てると居場所がなくなるのが難点だ。

まあ3畳しかないから仕方ない。
その代わり、コンピュータですぐに資料やネットを参照することが出来る。
このほか、組み上げに必要なのは工具、グリース(フィニッシュライン)、ワコーズのラスペネ、ペーパーウエスくらいだろう。あと、ヒートガンなんかあるといいね。

基本的にはマニュアル通りに組んでいけばいい。気をつけるべきなのはインターナルケーブルルーティングだ。