2010/10/31

レドームをなんとかする(2)

そう、、、指サックである。

意外な選択。
だが、形状がまさにレドームっぽくはないか。
裏返すと平滑だ。大きさもいろいろある。
ちょうど良さそうな大きさのを選んでおいた。

こいつにポリエステルパテを流し込むって寸法よ。
指サックには離型材としてリップクリームを塗っておく。

ポリエステルパテを硬化剤とまぜて、
紙でつくったヘラで指サックの奥へ流し込む。
ある程度の厚さになるように、流し込んでいくが、
正直、加減が解らない。

あとは硬化するまで倒れないように置いておく。

果たして、、、

意外にスムーズに出来た。


必要な寸法まで、ニッパーで薄く切っていく。
割れないよう、慎重に、、、



ちょっと気泡の分、孔が開いていたりするので
溶剤パテを塗って、乾燥後にペーパーで平滑にする。

2010/10/30

レドームをなんとかする(1)

さて、カリプソ号の制作の続きなんだが、、、

1982年のカナダでの画像やビリングボートの作例には
ブリッジ後方にレドーム(radome)がついている。
白くて丸くて、衛星電波を受信する感じのヤツだ。
http://www.cornwallmodelboats.co.uk/acatalog/billing_boats_calypso.html

レベルのキットでは、レドームの代わりにハムのアンテナのようなものが
ついているが、
http://www.rocketfin.com/mcc/calypso_ship.cfm


なんか、白いレドームのほうがかっこいいとは思わんか、諸君。

そこで、今回は自作することにした。
でも、これはどうやって作ったらいいのだろうか。

なんかのキャップにパテ盛りして、
リューターの回転部に固定し、こけしのように
削り出すのか、、、と思っていたが、

     呼んだ?

ある日、突然気付いた。
これを使えばいいんじゃないの。


2010/10/25

作業台をでっちあげる

物置でエアブラシ作業をする関係上、作業台が必要になった。
しかし、新たに購入するということは当然しない。
でっちあげることにした。

書斎の本棚に使用する予定であったが、
結局使わなかった棚板がある。奥行き40センチ、幅120センチくらいある。


そこで、実家で在庫していてもう使わない折りたたみ脚を貰ってきた。
もう20年以上倉庫にしまわれていたものだ。

脚を付けるだけで、、、



なんということでしょう。
棚板が作業台に変身したではありませんか。

この上にはペイントブース、
コンプレッサーとレギュレーターを置く予定なのだが、
幅が広いので、電気スタンドを置くこともできよう。

2010/10/24

ニコイチででっちあげる

以前、格安のめがねを作ったところ、
テンプル(つる)が当たるこめかみにできものが出来て、
使用を断念するということがあった。

http://kensosha.blogspot.com/2008/07/blog-post_449.html#links

原因はテンプルの材料と推定。プラスチックだが
きっとすごく良くない物質が使われているのだろう。

そのときの結論は、安物買いの銭失いとはこのことだ、、、
というものだったんだが、もったいないよね。

そこで、このテンプルを取り去って、
以前つかっていためがねから部品取りした
チタン製のテンプルに付け替えた。

これで使えるようになったわけだ。
どうだろうか。
適当なブランド名を言ってもふーんといって納得されそうだ。

Barba & Hella's
ref.2010-1024

1936年の創業以来、確かな品質と卓越した技術で
信頼を築いてきたBarba & Hella's。
形態は機能に従属する、、、モダンデザインの基本命題をクリアしながら
チタンとクロームのコンビネーションによるエレガンスなデザインをも
両立させました。(参考商品)

、、、今度東京に行ったとき、テンプルを調達するとするか。

2010/10/22

もーう

表題は牛の鳴き声だ。カリプソが牛の歩みであることを示す。

さて、昔、「クストーの海底世界」で、
クストーのチームが潜水調査に特殊なタンクを使っていたのを見た。
黄色っぽい、カメの甲羅みたいな大きなタンクだが、
あれは今思えばクローズド・サーキット・リブリーザーではなかったか。

http://www.coconut.co.jp/nakano/tech_dive/closedcircuit_detail.htm

そのような機材が、カリプソ号の模型にも表現されている。
下部デッキの入り口付近に何個か浮き彫り状に表現されているのだ。


でも、これって浮き彫りなんでどうかと思う。
だが、このキットに付属しているダイバーのフィギュアに、
このクローズド・サーキット・リブリーザー状のタンクがついているのだ。



これを複製して、下部デッキ入り口付近にかけとけばいいんじゃない?
問題は複製方法だが、
たとえば「おゆまる」とポリパテを使えば、うまいこと複製できないだろうか。
http://portal.nifty.com/2010/10/13/b/
今度模索してみよう。

2010/10/20

ホルベインさんへ提案

ホルベインの画材をよく使ってきた。
だいぶ前だが、すばらしい画材ができたっていうじゃないの。
http://www.holbein-works.co.jp/aeroflash.html

エアブラシにそのまま使えるという優れものだ。
撹拌も不要って、、、どういうことだ。
まあ、薄め液は必要だろうが。
ちと高価なのがアレだが、これがプラスチックに使えたら
すばらしい。

こっから提案だ。

ぜひ、この画材のほか、アクリルガッシュにも使える、
プラモデルに多いポリスチレンに特化した
プライマーを開発していただきたいのだ。
いまは世のモデラーたちは
サフェーサーやアクリル薄め液などを介して
アクリルガッシュを塗っているようだ。
(いろいろ模索しているようだ)

そこで、メーカーお墨付きのプライマーがあれば、、、!
異邦の神の福音といえる。

室内で、気兼ねなくエアブラシワークできるんじゃないか。
有機溶剤などのにおいや有害性とは無縁な画材として、、、
換気は必要でしょうけどね。

そういったものを待ち望んでいる。

2010/10/19

アクリルガッシュとプラスチックの相性を試してみた


プラスチックをアクリルガッシュで塗る技があると聞き、
試してみることにした。

カリプソの場合、ミニミニな潜水艇(SP-350)や
http://ja.wikipedia.org/wiki/SP-350
ヘリコプターなどがあって、そのための塗料の種類が多くなってしまうのだ。

手持ちのアクリルガッシュを使えれば、極少量の塗装のために
わざわざ塗料を買い足す必要がなくなる、
という利点がある。

だが、普通は、水でといたアクリルガッシュが
プラスチック面ではじいてしまうことは経験済みだ。
これをなんとかできるというのだから
試さないと。

資材と手順は次の通り。

(1)ホルベイン アクリラガッシュ(15年くらい前から持っている絵の具)
(2)タミヤ アクリル塗料うすめ液
(3)GSIクレオス サフェーサー1000
(4)GSIクレオス 水性トップコート

まず、試しにランナーに(4)のサフェーサーを吹く。
そもそも、サフェーサーとは表面を整えるものだ。
(1)を(2)で薄める。ほんの1滴程度でいい。
これを筆塗りするわけ。

薄め液を足しているので、何度か重ね塗りする必要がある。



結果は、、、指でなでた程度ではがれることはない。
爪をたてるとはがれますが。
これなら、水性トップコートを塗布すれば十分使えるんじゃないか、
という結論だ。
ぶつけたりしないようなものであればね。

なお、(3)を塗布していない表面に絵の具を塗っただけのものは、
指でなでただけでとれてしまう。
また、(2)をまぜないものは若干とれやすい。
(厳密に確かめた訳ではないが)

なるほど。やはり(2)と(3)は必須のようだ。

というわけで、最後に(4)でコートするのだが、
これはまだ買ってない。後で試そうと思うが、たぶん大丈夫だろう。
これで投資しなくても色をそろえることができそうだ。

2010/10/18

なんか食えるみたいですよ

ちょうど両親が遊びにきたので
家の砂利に生えてたキノコについて聞いてみた。

答えは、、、「ナラタケ」とのことだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ナラタケ
重要なのは、食べられる、ということだ。
えッ?

、、、採集のときに菌糸を残しておいたので
来年も生えるかもしれません。

とりあえず、オレが実験台となって
食べることにした。

少量なので炒め物にしよう。
ニンニク、ショルダーベーコンと一緒にごま油で炒めてみる。
味付けはナンプラー、塩のみ。


むう、、、うまいッ!
炒めたらさらに少なくなっちゃった。
シャキシャキして、ダシが出て
ごま油と合う。ビールのつまみ的に最適といえよう。

正直、美味しい。また来年生えないかな。
今度生えたら家族全員に振る舞おう。

2010/10/17

水中観察室とバウ・スラスターをなんとかする



カリプソには船首に「喫水下3m水中観察室」というのがある。
どうやら船首先端にあるハッチから降りるらしい。
ここで水中を観察できる。
このために船首部分は、本来の船体に後付になっている。

このキットでも観察窓が再現されている。
が、実船では観察窓の1mほど上に水中ライト用の窓がある。
キットでは省略されているのだ。

いずれも穿孔し、透明接着剤などを充填して、
レンズ表現とすることにしよう。



ところで、実船では、さらに観察窓の後方に、横向きの孔がある。
これはどうやら、トンネル式のバウ・スラスターのようだ。
(RCグループの掲示板で教わった)

ここには極小の3枚プロペラが1枚収納されていて、
正・逆回転することにより、横向きの推進力を発揮する。
接岸時などに活躍したものだろう。

ここにプロペラを仕込むか、、、ムリか。

あとは実船の喫水下船首に20枚ほど貼られている
小判型のパッチなんだが、(きっとなにかの補強)
どうやって作ればいいだろうか。

プラ板にせよ紙にせよ、
いくつも作るのは面倒なんだよな、、、

2010/10/16

再録しておこう

以下は2007年にALT-Rという日記サイトに
書いた文章の再録だ。

___________________________________________

ババヘラ・アイスについて、
その名称における暗がりを限りなく取り除いて、
新たな名称を考えてみた。

案1
Barba&Hella's
Madame Spatula's Ice Pop
バーバ&ヘラーズ
スパチュラおばさんのアイスポップ
※スパチュラとは金属製のへらのこと

案2
Barba&Hella's
Madame Palleta's Roadside Gelato
バーバ&ヘラーズ
マダム・パレッタのロードサイド・ジェラート
※パレッタはpallet(こて)をなんとなく女性形にしたもの。

案3
Barba&Hella's
Granny`s roadside Ice Pop
バーバ&ヘラーズ
グラニーのアイスポップ
※グラニーとはおばあちゃんのこと。

ここで、案2と案3を融合させてみよう。

315 2007/05/28
21:54:00

妙齢の御婦人が小さなシャベル状の器具で金属の
容器から取り出してくれる謎の食い物、、、検討結果 最終案

Barba&Hella's
Granny`s Roadside Gelato
バーバ&ヘラーズ
グラニーズ・ロードサイド・ジェラート
------------------
この場合、

ミネソタ州の港町Duluthで雑貨屋を経営していた
戦争未亡人のBarbarella(Barba)Robinsonと、
ドイツから移民してきたユダヤ系のおばあさん
Madame Katorina Hellaとが
1949年に出会ったことをきっかけにして生まれ、
道ばたの屋台で売り出した、
コーン(cone)の上に盛られたジェラート状の氷菓子、、、

ということになるが、何か?

ちなみに、この女性二人のサクセスストーリーは、
1993年にジョナサン・デミにより
「Sweet Duluth」のタイトルで映画化された。
(デミはBarbaの又従兄弟に当たる。)

Katorina Hellaは1962年に、Barbarella ”Barba”
Robinsonは 1987年に亡くなっている。

現在、バーバ&ヘラーズは
ミネソタ・イリノイ・ウィスコンシン州を中心に
400店舗以上のロードサイド店のフランチャイズを持っている。

(以上はもちろん嘘なので本気にすんなよ)

2010/10/15

意外な来訪者

家の周りにしいてある砂利から、
大きなキノコが顔を出していた。

なんかうまそうなのだ。
肉厚でさ、、、ごま油で炒めてみたい誘惑に駆られる。

このキノコの種類はなんだろうか。
しいたけっぽくもあり、、、
しかし砂利から直接生えているところが怪しい。
(しいたけは腐朽菌なので地面からは生えません)

同定できないので食べられないが、
こいつの名前くらいは調べてみたいもんだ。
実家にキノコ図鑑があるので、今度行ったときに見てみよう。

2010/10/14

「もやしもん」の見過ぎ

先日、近所の酒蔵の一角にある写真ギャラリーに
行ったのだが、そこから酒蔵のほうが覗けたので
K-7のモノクロモードで撮ってみた。
(正確にはRAWからモノクロに現像した)

数ヶ月前に見た夢に、
同じような景色(酒蔵)があったような気がする。
まったく同じではないがね。夢はもっと薄暗かった。

その夢の中でオレはこのような酒蔵の奥から出て、
おみやげに小さな酒瓶の詰め合わせ的なものを
もらったようだ。

奇妙なシンクロなんだが
まあ一応書いておこう。

ちなみにこの写真の向かって右はレンガの壁だ。
レンガ作りの工場だった。

2010/10/13

見た目重視

電球型蛍光灯や電球型LEDを使ってみて思うのは、
その見た目の問題であろう。

素通しガラスの白熱灯にある
きらきら感がないんだよね。



こんな明かりにふさわしいキラキラしたLED電球はないものかね。

でも、こんなのが40W相当という実用的なワット数で販売中のようだ。
これはけっこうきらきら感あるね。

http://www.beatsonic.co.jp/aqua-led/

究極はこれだろうがね。

http://www.ushiolighting.co.jp/product/LED/led_filament/Let_plof.html

残念ながらまだ5W相当。これが40W相当まで発展すればいいな。

2010/10/10

牛のごとき歩みで

カリプソは相変わらず牛の歩みです。

本当のカリプソ号の速力は10ノット(18.5km/h)程度だっ
たそうで、非常に遅い。
もともと機雷掃海艇だったので速力は要求されなかったのだろう。
オレのカリプソ制作もこれにならって遅いのだ。

RC船の掲示板で超絶的な模型(ビリングボート社製)をみて、
彼我の実力差に愕然としたけど、、、
なんせあっちは、はしごを作るのに溶接までしてるんだぜ。
かなわねえ。
まあ、こっちは1/125、あっちは1/45だしな。

今日は甲板上構造物の丸窓開け。
ダイソーで直径2mmのドリルを購入してきたので、
これで簡単に開くよ。大きさはヤスリで調整する。
孔をあけると、それっぽくなってきたね。

あとは最終的に透明プラ板を
スーパーX接着剤で取り付けて窓っぽくする予定だ。
室内はサフェーサーを吹いておくと船っぽくなるだろうか。

さて、実船にはいくつかの窓に内側にカーテンが付いている。

さすがにカーテンは、、、、
作るだろうか。考えておこう。

2010/10/09

世界は広くて、そしてなんでもある

RCボートの掲示板サイトに
こんなものがあった。
http://www.rcgroups.com/forums/showthread.php?t=282137&page=48

これはどうやらビリングボート社のカリプソの詳細図らしい。
これをネット上で見つけた瞬間、勝利の方程式が解けた。

いままで悩んでいた錨鎖の巻き取り構造が
明快に書かれている。これで鎖を張れる!

また、ウェルデッキ前方のデリックの構造も解る。
空中線の張り方、錨の形状も、だ。

ああ、、、資料ってすごい。正直、感銘を受けた。
そのほかにも、たくさんの貴重な画像資料が目白押しだ。
まさに集合知。(正確には親切な人々が提供している情報だ)

これはターヘル・アナトミアを入手した
前野良澤の驚きにも匹敵するのではないか。
(大きく出た)

インターネット、なんでもあるなあ。
この分では世界誕生の秘密などもきっとどっかにあるよ。

2010/10/06

窓は開けないとな



カリプソ制作は牛のような歩みのままだ。

結局、すでに習ひ性となった細部への指向が、
ブリッジの窓と舷窓いずれも開ける選択へとオレを導くのだ、、、
ブリッジの窓にはいずれ、透明プラ板を接着することになるだろう。

しかし、ブリッジの方形の窓は開けにくい。ピンバイスでおおまかに
穴を開け、それをクラフトナイフで繋いで整形していくのだが、
正直、難しい。

きっちりした窓の形にするためには
難しい上に時間がかかる。
ほかに良い方法はないだろうか、、、、と思ったが
なさそうだね。根気よくやるしかない。

が、けっこう楽しい。船っていいね。
丸窓は大きさがぴったりのドリルを買ってきて
まとめて穿孔することにしよう。

さて、カリプソのキットは凸モールドだ。昔のキットだね。
リアリティ面ではやはり最新の模型に譲るんだろう。

この凸モールドをすべて消して凹モールドにする、、、
ことはやめておこう。
だって、カリプソは木造船。
船体すべてに木造を表すモールドがびっしり入っていて、
それがすべて凸なのだ。ガーン!

2010/10/05

40年の歳月

独レベル社のカリプソの
仮組をすこしづつ始めてみた。

取れる時間は一日おきに1時間くらいかな。
けっこうかかりそうだ。

手すりが太いので、オルファのクラフトナイフで
少しずつ削ってみたらちょっと様になってきた。
それでもまだ太いんだよね。

しかし、、このキット、
全然チリが合わないじゃねーかよ。

1mmくらいのすき間は珍しくない。
バリも非常に多く、
現代のキットでは考えられないのでは。
(現代のキットをよく知らないので無責任な発言だ)

相当、パテとかで修正が必要ですよ。
まあ、40年前のキットだからね。

それだけに作りがいがあるんだろう、、、
と好意的に解釈しよう。

舷窓や、船首の水中観察窓は
ピンバイスという小型ドリルで穿孔しようと思う。

開口されていない窓がたくさんあり、これは
塗装表現と指定されているんだが
どうすべきか、、、穿孔すべきであろうか、迷う、、、

2010/10/02

油麺 大蒜入り 唐辛子味 目玉焼きのせ



妻が子を連れて美容院に行ったので
通常であれば外食と洒落込むところだが
お金がなかったので自炊だ。

まあ、なにかというと
アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ
spaghetti aglio olio e peperoncinoというのが正しいようですね。

ただし、オイルはオリーブオイルではなく
グレープシードオイルである。
(これしかなかったのだ)

唐辛子は激辛のヤツを使用。
にんにくは近所のスーパーの
産地直売コーナーで売ってた無農薬のヤツ。

まえに読んだコツを実践している。
つまり、にんにくと唐辛子は
中華鍋の底で、
弱火でゆっくり油通しするということだ。
こいつらが焦げる前に麺を投入する。
すると香ばしいオイルが麺にしみ込むっていう寸法よ。

真夏であれば顔中汗だくになる辛さだが、
もう10月! じゅうぶん涼しい。