2010/10/19

アクリルガッシュとプラスチックの相性を試してみた


プラスチックをアクリルガッシュで塗る技があると聞き、
試してみることにした。

カリプソの場合、ミニミニな潜水艇(SP-350)や
http://ja.wikipedia.org/wiki/SP-350
ヘリコプターなどがあって、そのための塗料の種類が多くなってしまうのだ。

手持ちのアクリルガッシュを使えれば、極少量の塗装のために
わざわざ塗料を買い足す必要がなくなる、
という利点がある。

だが、普通は、水でといたアクリルガッシュが
プラスチック面ではじいてしまうことは経験済みだ。
これをなんとかできるというのだから
試さないと。

資材と手順は次の通り。

(1)ホルベイン アクリラガッシュ(15年くらい前から持っている絵の具)
(2)タミヤ アクリル塗料うすめ液
(3)GSIクレオス サフェーサー1000
(4)GSIクレオス 水性トップコート

まず、試しにランナーに(4)のサフェーサーを吹く。
そもそも、サフェーサーとは表面を整えるものだ。
(1)を(2)で薄める。ほんの1滴程度でいい。
これを筆塗りするわけ。

薄め液を足しているので、何度か重ね塗りする必要がある。



結果は、、、指でなでた程度ではがれることはない。
爪をたてるとはがれますが。
これなら、水性トップコートを塗布すれば十分使えるんじゃないか、
という結論だ。
ぶつけたりしないようなものであればね。

なお、(3)を塗布していない表面に絵の具を塗っただけのものは、
指でなでただけでとれてしまう。
また、(2)をまぜないものは若干とれやすい。
(厳密に確かめた訳ではないが)

なるほど。やはり(2)と(3)は必須のようだ。

というわけで、最後に(4)でコートするのだが、
これはまだ買ってない。後で試そうと思うが、たぶん大丈夫だろう。
これで投資しなくても色をそろえることができそうだ。