2016/08/31

A Message to you, Bikers



シマノはXT8000番台でFDのデュアルプル(ボトムプル含有)を前3枚で廃止したのか、、、ひでえな。

【いまの文章の解説】

世界的自転車パーツメーカのシマノが、2016年の春、MTB用のパーツコンポーネントXT8000シリーズとして刷新したのだが、フロントギアが3枚あるタイプのクランクセットに使うフロントディレーラー(前変速機)には、サイドプルとトッププルという方式しか設定されていない。
比較的年式が古いバイクは、ボトムプルという形式が多いので、古いバイクにはこのディレーラーは使えない。
ただし、フロントギア2枚タイプにはボトムプルが設定されている。

昔のバイクにはもう乗るな、というシマノからのメッセージだろうか。
フロントディレーラーだけシマノコンパチブルにするという選択肢がまだあるかな。

だが、きっとProblem Solver社などが解決策を提示しそうだ。

サイドプルをボトムプルに変更するパーツなど出ないかな。

2016/08/21

旅行用トレイの作成

旅行中、小物を置いておく場所を
決めておくと、翌朝の出発が楽、という事象はよく知られたることである。


そこで、端切れの革を使ってこんなの作ってみた。


なにこれ


四隅のホックを閉じると



こうなる。
平面状にして持ち運べるので便利です。

2016/08/06

「安息海 第四話」を紙に印刷する


JPEGデータをセブンイレブンに持ち込むと、小冊子が出来るんですってよ奥様!
さっそく原稿チェックも兼ねて、やってみた。

簡単だ。SDカードにデータを16枚入れて、それをマルチコピー機に入れる。
そして、普通紙コピー → 小冊子印刷 を選択する。
で、ページを順番に並べるだけで、あとは機械が勝手に小冊子用の割り付けしてくれる。えなにこれ超便利。

この場合、ページが4の倍数であることが必要だ。安息海は14ページなので、末尾に空白1ページと奥付1ページをつけた。
これで16ページになる。

印刷費用は1枚で50円なので、4枚裏表印刷すると400円という計算だ。高い、、、、フルカラーだからね。これが白黒印刷だと80円で済む。
フルカラーにしちゃったからしょうがない。

この印刷物をもとに内容を再度チェックして、、、と。
けっこう間違ってるところあるな。セーラーワンピの線の塗り忘れとか、原稿用紙上下逆に描いちゃったやつとかだ。(けっこうひどい間違いだ)
これはデータを直しておく。

その後、本番を印刷して、厚紙の保護用表紙をつけよう。
これは以前カリプソ号の模型を作ったとき、ディスプレイ用の予備で買っておいたマーメイドという紙である。





これらに千枚通しで穴を開けて、ホチキスの針を通し、曲げるという原始的な手法を用いて綴じた。
これで完成。

もし、万一データでお入り用の方がおられましたら、次のリンクで、右上のダウンロードボタンからZIPファイルをダウンロードしてみてください。


http://fav.me/dacpa0m

JPEGデータが格納してありますので、、、ご覧下さいませ。




2016/08/05

安息海 第4話 創作にいたる全過程補遺



今回、安息海 第四話 「平安」という作品をUPして、作成プロセスを公開してきたが、完成までに伏せておいた創作の過程をすべて公開し、前のエントリーで書き忘れたことも書いておこうと思う。まあ、もっぱら自分用のメモだ。
もし、創作される皆さんの参考になればオレのようなど素人やろうでも幸せだな。

並び順は製作順である。




これは作品全体のイメージである。最初に描いた。これをもとにお話を作っていく。



脚本を書いてみた。主要登場人物は3名。どうだろう?なんか内容が薄くないか。
なにが薄いんだろう?


第1稿ではものたりない、ということがわかった。
主人公とコパイロット、そして「あの子」がクロスオーバーする必然性がすごく薄い。なんか80年代の自主映画みたいだ。(80年代の自主映画の実態はアオイホノオを見よ)
では、どうしようか。

魚の環を出さなきゃいけないんだろう、、、?
環といえば、立体図形だよな。立体図形は数式で表されるはず。ということは、数学ですね。数学と言えば高校生。では、数学の問題、という要素を混ぜてみるというのはどうだろう!

魚の環の画像をきっかけに、「あの子」と一緒にやっていた数学、その象徴的な問題を、ついに自分一人で解けた、、、と、すごくすっきりした。

そして、最後はだれに対してだれが言ったのかはっきり描かれない「ありがとう」という言葉を入れる。
それは主人公が「あの子」に、あるいはコパイロットに、あるいは「あの子」が主人公に言ったのかもしれないのだから、いかようにも解釈できる。

平行して、キリのいい場面をわら半紙的なメモ帳にすこしずつ描いていく。


これに基づき、ネームを描いた。ネームは手帳に描き、出先の空いている時間でも見直せるようにした。鉛筆で描いて、何度も書き直しているのでこれが最終状態だ。ほぼ、完成版と同じコマ割り、構図となっている。


ケント紙90kgにシャープペンシルで下描きをした。針で穴を開けてガイドにして枠線を引いている。超アナログ。


ペン入れはGペン、ラッション・ドローイングペン0.03、枠線と吹き出しはCopic0.1で行った。これをスキャナで取り込み、Medibang paintとPhotoshop CCで彩色した。

彩色後、塗り忘れなどないかチェック。、、、したつもりが、実際には数カ所間違いがありました。後日、完全版をなんとかするときに直します。最終的には、最後のコマは全身を入れた。こっちの方が海の中にいる感じがしていいだろ?




以上、これが今回の「安息海 第四話」をPIXIVにUPするまでの全プロセスです。