2007/09/20

筐体・シミュレーショニズム

筐体の設計はspedというフリーソフトで行った。

このソフトには、代表的なスピーカーユニットのデータがあらかじめ
入っていて、ソフト上で、ユニットの機種名、筐体の大きさ、バスレフ
ポートの大きさなどの数値をいろいろ変えてシミュレーションできる、
便利なヤツだ。作者の方には感謝ですな。

(画像はFE-103Eで試したときのもの)

今回、スピーカーを入れる棚の大きさが限られているので、このソフト
があると、いろいろ筐体の大きさなどを試せて非常に便利。

筐体の大きさは縦16cm×横26cm×奥行き27cmとした。

この場合、板の厚さを2cmとしたので内径は、縦12cm×横
22cm×奥行き23cmとなり、
内容積は6.072リットルだ。

FOSTEX FE-107Eのメーカー推奨の筐体の容積は6.82リットル。つ
まり、、、今回の筐体の方がちょっと小さい。スピーカーを収納する棚
の大きさには限度があるので、仕方あるまい。

さて、問題のバスレフポートの規模であるが、こいつと筐体の大きさで
音が決まることから重要なポイントだ。

ちなみに、ユニットの共振周波数は80Hz。Fostexの推奨す
る筐体では、ポートの共振周波数は95Hzとのことだ。

Fostexのバスレフダクトを無調整で使用すると、ポート開口部の直径が
49mm。長さは114mm
この場合、Sped上では、ポートの共振周波数は80Hz。

実際に聞いてみないとどうなるかわからんので、とりあえず様子を見た
い。