2007/09/19

筐体の形

まず、音について勉強だ。
オーディオマニアの方が、懇切丁寧に教えてくれるのだ。いろいろなほ
むっぺがある。そう、、、丁寧すぎるほどに。どんなマニアの方もそう
だが、マニアの方は基本的に教え魔だ。なので、相当詳しく、自作ス
ピーカーなどについて記述してくれている。ただし、それが妥当かどう
か、自分で判断する必要があるが、、、

スピーカーの筐体の形式にはいろいろあるらしい。密閉式、バスレフ
式、ダブルバスレフ式、バックロードホーン、などだ。

さて、棚の空いているスペースに置く予定なので、筐体の大きさは限度
がある。スピーカーの理論について書かれたほむっぺなどを参照する
と、「バスレフ式」以外は、ある程度の大きさが必要で、棚に入らない
くらい大きくなってしまう。消去法にて「バスレフ式」を選択しますた。

バスレフとは、Bass-Reflex systemのことだそうだ。
http://en.wikipedia.org/wiki/Bass_reflex
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/helmholtz.htm

こいつは、要するに、スピーカーが収まる穴とは別に、もう一つ穴を開
けて、そこに筒を設置する。このときの筐体内部の空気の動きはどうだ
ろうか。

スピーカーユニット後面からは筐体内部に、スピーカー前面とは逆の位
相の音が出ている。(スピーカーユニットは、前方に音が出るだけでは
なく、後方にも出るのだ)筐体内部に筒を設置すると、筐体内部の空気
と、筒の内部の空気とが共振をおこす。それにより、筐体内部の音の位
相とは逆の音が、筒の開口部から外へ出ていく。このとき、この音は、
スピーカー前面の音と同位相となっている、というのがミソだ。同位相
の音は強め合うので、この共振の周波数を低く設定しておけば、結果と
して低音を強化することができる。ある程度小さな筐体でも比較的低音
を出せるのが特徴だ。共振周波数はポートの開口面積、長さで自動的に
決定される。

、、、いろいろ考えるもんだ。でも、これはギターの穴で起きている現
象と同じものなんだってさ。
勉強になったなー。