2015/12/08

公開特許公報の考察続き

先日紹介したリコーイメージングのミラー固定式一眼レフ公開特許公報だが、ミラーを稼働させずに瞬時に反射率を変化させるというこの方式だと、ブラックアウトそのものはあるんだけど、ブラックアウト時間はたしかに短縮されるなこりゃ、、

利点をまとめると、
・ミラーが動かないんでミラーショックがない
・ミラーが動かないんで連写を早くできる
・ミラーが動かないんでそれ由来の機械的故障を少なくできる
・ミラーが動かないんでブラックアウト時間を短縮できる
・撮像素子に常時光路があるので常時コントラストAFが可能

欠点は
・光学ファインダーが30-40%暗い
・電源オフで光学ファインダーが真っ暗
・印可電圧により撮影可能枚数が減少

もしかしたらできるかもしれないこと
・ペリクルミラーと同等のモードにして、(撮像素子:80 ファインダー20の配分とか)ブラックアウト無しで撮影する

ミラーって動かない方がセンサー的にはこんなにいいんか、、、
でも、動かさずに100%光路確保しようとするとOVFとファインダーのどっちかが犠牲になるよな、、、トレードオフ、、、つの?