2015/10/24

スガルの子ら(その2)

たまに思い出す小子部連スガル。
前にも書いたことがあったが、


スガル伝承についての論文がウェブ上にあったのでを読んでみた。


これ、スガル譚のおもしろ解説としてはいいだろうが、論文レベルではないな、、、(厳しいですか?)
あと、ジガバチの古名(万葉集)にまったく言及がないな、、、専門外だからか。


蚕(いもむし)を育てる蜂が先か、小子部連が先か。
悩めるな、、、

でも、それらを結びつけた誰か特定の人物が、万葉集以前のある特定の日付けに存在していた、ということだけは確実だ。その瞬間を考えると、非常にエキサイティングな事象だよな。(なっなっ、、、?)
そして、「あまり堅い話ばかりでもな、、、ここに面白話でもぶっ込んでおくか」と思った日本書紀編纂者がいたのだろう。

ところで、スガルの子らがどうなったかはなんの後日譚もないので分からない。むしろ、伝奇小説のネタになりそうだな、、、
スガルの子らの子孫が1800年後に世界中から集まってなにかする、とか
スガルに子をとられた人々の子孫とスガルの子らの子孫が再会するいったやつだ。
里見八犬伝か。