2014/08/16

なにもしてなければ縮むのが普通





先日、東京に行った折、ナイジェル・ケボーンのシャツ「ブリティシュ・オフィサーズ・シャツ」を買った。
このなんの変哲もないシャツに莫大な資金を費やしてしまったのだ。三景艦みたいにならないことを祈る。

厚さ1センチの能書き(カタログ)には、この布地には防縮加工してない、とある。

せっかくだから防縮加工について調べてみた。



サンフォライズ加工・・・
これは、蒸気などで熱を加えることによって、あらかじめ布を収縮させるというシステム。
防縮というより、収縮しないとこまで最大限収縮させるというヤツだね。大量の熱量を使うのでけっこう自然にはやさしくないタイプだ。

Leeのジーンズなど買うとSanforizedとタグなどに書かれている。

そーいえばオレが子供のころは加工してないデニムもあったと思う。
デニムを初回洗うと、けっこう縮んだのを記憶している。だからワンサイズ大きめのジーンズを買え、と母から言われたもんだ。
服のサイズ大きめを買ってしまう癖がなかなか抜けなかったのはそのせいだろうな。
(ここ数年でその癖が抜けました。)

今回購入したこのシャツは、洗濯したら肩幅で1センチ弱くらい縮んでいた。ひさびさの体験だ。

(店員さんの見立てでサイズ合わせしたのでちょうど良くなっていた。)

これとコットントラウザーズ(チノパン)、1000マイルブーツ、フォレストリー・クルーザージャケット、クラッシャブル・ウールハットとを組み合わせると、1910年ころの森林労働者的なコスプレとなるのだろう。

ちなみに、こうした布地やインディゴ染めデニムなどで禁忌とされる蛍光増白剤は、、、


染料かよ!
つまり汚れを蛍光の白に染色してるってことか。

怖いのでオレはジーンズやこうしたシャツを洗うときはもう蛍光増白剤入りの洗剤は使わないことにしたぜ!