2014/08/02

時計組み立て(5)巻き真の調整



次に、今回の難関の一つである、巻き真の長さを決める作業だ。
ちなみに、一つ目の難関は針の取り付けだよ。

これを失敗しちゃうとどっかで巻き真を調達しないといけなくなるので、、、一発で決めようとはしない。

またぞろ例の手順を踏んで=竜頭を押さえつつコハゼを解放して、ネジをゆるめて竜頭を抜く。

すこしづつ決める感じで。くれぐれも慎重に、、、

長さが決まったらニッパーで切る。 



次に、これの出番だ。

ロックタイト242(中強度緩み止め)である。
これはバイクのボルトの緩み止めに買ったものであるが、
流用することにしよう。シナジー、、、つの?

まあこれは取り外し可能な接着剤ではあるからまだ安全だ。

この竜頭は防水とはいいながらも本当にアレだね、
日常生活最小限の防水だね。竜頭の中にパッキン(ガスケット)が1個入っているだけだ。大水圧とか水道には耐えられまい。
ねじ込み式ではない。

つまり、この時計は基本的に水に濡らしてはいけないものだろう。
間違ってかかってしまった水に若干堪えられるくらいかな。