2014/09/18

SONYへの手紙


かつて、SONYチルドレンだったオレ。

テレビ、アンプ、ラジオは当然のこととして、Hi-8mm据え置き型ビデオ(!)まで買っていた。カーステレオのヘッドユニットとCDチェンジャーもSONYに換装したりした。
わざわざ秋葉原で当時最高画質の民生TV KV-21を買って陸送し、Docomo So503iにSONYのステッカーを貼り、プレステ2を居住してた米国からインターネット経由で注文したくらい好きだった。すごい借金をして42インチのプラズマTVを買ったこともあった。すばらしいデザインだったからだ。(すごいファンの音がしたけども)。
電子手帳SONY PALMTOPのデザインは今でも素晴らしいと感じる(これは買わなかった)。
SONYのサイトは毎日のようにチェック。当然だよなあ。

だが、その後、ソニーのデザインに胸を躍らせることがぱったりとなくなった。

一言で言うと、使いやすさを全面に押し出した、ぼんやりとした製品で来やがったからだ。

「使いやすいですよ」という媚態は好きではない。

いずれにせよ、大賀最高経営責任者が退任してからひどい有様だ。
(大賀氏がいかにわかった人だったか)

ClieとかVaioとか作り始めたのが間違いの始まりだろう。

いま、かつて好きだったSONYへ言いたい。

子どもが思い描くような夢を実現するためにデジタル技術を中途半端に使って大失敗、、、

Digital Dream Kidsってそういうことだろ?

子どもの夢は具現化しなくてもいいのでは。いずれ子どもは自分で具現化するので。

SONYは「自分」の夢を追求すれば良かった。独善的でもいい。

SONYの素晴らしい製品はすべて独善だ。

そう、、、It's a SONYである。