諸君らはT-Railというものを知っているか?
知らない、、、ですよね。
オレもさっきまで知らなかったのだ。
まあ、これを見て欲しい。
http://chirosangaku.blog109.fc2.com/blog-entry-859.html
有名な、ちろ氏のブログである。(Twitterに移行したのか、現在あまり更新されてない)
これは2009年の記事だ。
なにこれ、、、素敵じゃない?
これは、KORE社が開発した新式のサドル/ポストの固定方法である。
2009年の発表当時はI-Railと呼ばれていたようだ。
I-Beamの欠点とされたシートのフレックスを拡大するという製品だったのだろう。かつ、SDGのI-Beamと互換性がある。これでスポーツサドルを作ったらさぞや、、、ふぅーん、、、いいんじゃない?(仲村さん調で)
だが、2015年現在は、KOREのサイトには影も形もない。
でも、発売されたことは間違いないようだ。
なぜなら、いまでもCRCで在庫が売られているから。
http://www.chainreactioncycles.com/jp/ja/kore-t-rail-komfort-alloy-saddle-combo-2012/rp-prod79431
激しく売れなかったのだろうか。
そのかわり、ヒゲの御大(Tom Ritcheyおじさん)がまたこんなことを始めていました。(正確には2014年から)
http://ritcheylogic.com/road/saddles/vector-evo-technology.html
これはリッチーロジック印のサドル/ポストの固定方法だ。
正規品では日本では売ってないみたいだけど、、、
T-railのように、サドルのシェルの下が空いていて、ここでフレックスが発生するのだろう。
おっそうか、、、、こいつはSDGとは互換性はない。レールはサーモプラスチック+カーボンで出来ている。
これを実現するには
Vector Evo対応サドル、
LINK対応 Seatpost
LINK Clamp Kit Monolink
の3セットが必要で、定価ベースで最低でも200ドルくらいはかかる。
(wiggleとかだともう少し安く買えるかもしれない。)