KLEINのインターナルケーブルルーティングへ、どうやってストローを入れるかについて。
まず、100円ショップ(Seriaなど)で、工作用の超強力なネオジム磁石を買っておこう。
次に、使わないインナーワイヤーを用意して、ケーブルルーティングの出口側から入れて、磁石を用いて誘導していく。
これは、クラインが薄いアルミニウム(非磁性体)で出来ていることから可能である。ほかのバイクで出来るかはわからないよ。磁石を上下左右に振るように動かすことでワイヤーの先端を把握できる。そうしてわかった先端を誘導して、通すわけだ。
、、、ものの1分で通りますよ。そんなに難しくない。(掃除機より簡単)
いったんインナーワイヤーがとおってしまえば、あとは簡単だ。インナーワイヤーに被せるようにストローを入れてやるだけだ。
通したら、入り口側のストローの先端に切り込みを入れて、スイセンの花のようにすこし開いてやる。
こうしておくとフレームに落ちにくくなるだろう。
いずれにせよ、ストローをフレーム内部に落としちゃった人もいるので注意な。二度と取れなくなる恐れ、あります。
落ちないように、本番のインナーワイヤーを通す前はテープで固定しておこう。
さて、今回はトップチューブに入るリアブレーキのケーブルについては、ストローを入れなかった。
これは、入り口からアウターケーシング付きで入ったあとはどこにも干渉せず、出口のアウターケーシングに入るケーブルなので、ストローは不要という判断だ。