2007/08/16

鳥が森に帰る時

この世の中でもっとも好きな物語(映画、小説を含む)は何かと聞か
れたら、諸君らはなにを思い起こすだろうか。

オレは迷わず「鳥が森に帰る時」というだろう。次は「生命の木」、そ
の次は「コンプレックス・シティ」、その次は「黒石島殺人事件」、、、

全部、諸星大二郎じゃねーかよ!

なかでも「鳥が森に帰る時」は最高だ。えっ!まさかそんな、、、ウ
ソー!というような話だ。わずか数十ページだのに、この展開の激変
に諸君らは付いていけるか?たとえれば宇宙がひっくり返るような話だ。
オレはただ唖然としました。まあ、「生命の木」でも、別の意味で唖然
としたんだが。

そして、なんとなく割り切れない読後感。ストーリーだけでなく、文化
の破壊というグローバルな問題まで考えさせられる。
写真は、オリジナル版が載っている「徐福伝説」。

、、、この「鳥が森に帰る時」を完全映画化できないだろうか。

そう、、、なんのけれんもなく、「すばらしい世界旅行」のような、乾
いたタッチで、テクニカラーのフィルムっぽい色彩で実写映画化して欲
しい。
http://www.youtube.com/watch?v=GDnXDpHaDI0&mode=related&search=


その場合、マッドハウスとかジブリとかはぜひとも勘弁な。