2007/09/30

音の探求・最終段階

具体的な商品名を言うと、
オーディオテクニカのAT6099なわけなんだが。

こいつは真鍮のボディに、ゴムやジェル(ソルボセイン)などが挟まっ
て、
振動を吸収するとゆーものだ。

ソルボセインは内部損失が大きいので有効だと思うぜ。
(靴のソルボセイン中敷を買ったことがある)

下のグラフを見ると、とにかく振動は激しく吸収している。
http://www.audio-technica.co.jp/products/cartridge/at6099.html


6個入って、あーまーぞーんで約2800円だったよ。
この手の製品では安いほうのようだ。

さっそくスピーカーの下に3個ずつ入れてみよう。
セッティング方法は取説に書いてある。

では、いつもの標準ボーカルとして使っている
鈴木慶一、大瀧詠一、元ちとせ、The Dervish、中島美嘉を聞い
てみよう。

うおっ! 明らかに違う。

、、、、ぼわっとした広がりがなくなって、
曲全体が、さらにすっきり聞こえるようになった。

濁りがなくなった、と表現していいだろうか。

解釈としては、いままでは棚の共振があったが、
これによって、その雑音が消えたということかな。

まあ、これで音の探求は一段落したい。
キリないからね。

振動を押さえてみた

先日作ったスピーカーなんだが、本棚の中に入れてしまっている。
とゆーか、そこしか置く場所がないのだよ。
認めたくないものだな、、、自分の部屋の狭小さ具合というものを。

まあ、そんなわけでスピーカーの筐体の振動が、棚に伝わっている、と
いうのが現状だ。

こうした場合、どんな悪いことがあるのかとゆーと、
筐体の振動で棚が共振し、よけいな音が発生していることは容易に予想
できる。

そこで、振動を制する対策を取らねばらなるまい。
とりあえずよくオーディオ関係のほむっぺで言及される10円玉を、ス
ピーカーと棚板の間に挟んでみた。計6枚なので、60円な。

だが、こいつは接地面が減るのは確かなんだが、振動を全くなくすとい
うものではない。
10円銅貨(青銅)の内部損失があるだろうが、微々たるものだろう。
1枚じゃなー。
だって、あんなに薄いんだぜー。

オレなりに整理すると、
要するに、スピーカーが空中に浮かんでいて、
接地面との相互の作用がない状態がベストなんだろがよ?

この場合、振動の伝達が0に近づけばいいのだろう。

そこで、買ったのがこれだ! どん!

2007/09/27

カナーン・コラムカッティング

マングース・カナーンのステアリングコラムだが、
ようやく適正長にカットした。

正確にはバイク屋さんにお願いしたのだ。

これで精悍な感じになったね。

しばらくの間、ステムから大分飛び出した状態で乗っていたのだ。
かといって、購入直後に切るのはちょっと怖かったのだ。

そうこうしているうちに、夏が終わってしまっていた。

秋田国体の手伝いが終わったら、
また近所の山にトレイル探しに行ってみようと思う。

などということを
バイク屋さんの常連さんと話して、
楽しいひとときを過ごしました。

2007/09/24

スピーカーまとめ

(写真と本文は関係なく、庭に勝手に生えてきた花です)

さて、2週間に渡って製作してきたスピーカー。
ようやく完成をみた。

かかった費用は全部で22000円。
この中には、ヤスリとかハンダごての費用もはいっている。

実際にスピーカーにかかったのは20000円弱くらいだ。

でも、投資金額を遥かに超える
素晴らしい音を得て、目的は完全に達成したわけだ。

小さなスピーカーなので、得意・不得意があるのはしょうがないかな。

得意分野はボーカル。
フォーク、日本語ロック(初期)、ディーバ系のお姉さんというところ
だろう。

あまり得意でない分野は
オーケストラ、ビッグバンドのジャズ、フュージョンだろうか。
しかし、実際はそれなりに聞かせますな。とくに不満はない。

なんにせよ、自分で企画して、模索しながら
自分の手で完成させたというところに、
金額を超越した満足感の源泉があるわけだ。

まあ、いろいろ失敗もしましたけどね。
Spedの作者の方、そのほか
ほむっぺを参照させてもらった
オーディオマニアの皆さんに感謝したい。

自作ラブ!

アイラブ自作っ!

と、心の中で叫んでみよう。

いや、、、けっこういい音出るので、
素直にお勧めですよ。

、、、皆よ。
秋の夜長、スピーカーを作ってみるのはどうだろうか?

2007/09/23

最終完成形

吸音材を増やして、再度、試聴だ。

新たに作った熱対策用の台に、CD-34を設置してある。

どうか? スイッチオン!

、、、、中音がキンキンする現象が消えた。
音量を上げると、ボーカルが浮かび上がってきた。

おおー、効果あるじゃないの、吸音材!
俳優の朗読CDも、もうキンキンしたりしない、自然な声だ。

そして、高温、中音、低音のバランスがとれたようだ。
Sped上で狙ったとおりだ。

してやったり。

いろいろなCDを聞いてみたが、
一番素晴らしいのは
ボーカルとアコースティック・ギター、ピアノの音だ。

まるで目の前で歌手が歌っているかのように聞こえる。
豊かで、やわらかく、それでいて音の一つ一つがはっきりしている。
(栗田ゆう子みたいな表現)

人の声が、自然な響きをしていて、音自体がすごくリアルですな。
以前のスピーカーでは聞こえなかった音も、やはり聞こえるし。

バスレフポートからの低音も十分ですな。けっこうな振動がくる。
以前のスピーカーを100とすると、
こいつは250くらいだろうか。欲目かな。

たまに、はっとするくらい「いい音が出た」と思う瞬間があるよ。

なかなか素敵なスピーカーが出来た、と評価したいね。

熱害対策

スピーカー製作と合わせてやらないといけないと思ってたのだが、、、

SONYのアンプF222ESJ、こいつの熱は半端じゃない。

上に載せているCD-34にも悪影響がありそう。
上向きに放射される熱がすごいのだ。CD-34がものすごく熱くな
り、棚全体がぽかぽかしてくる。

あまりにもCD-34が熱くなるので、1時間ほどしか連続運転でき
ないのだ。

熱害対策をしなければ、はっきりとやばい感じなのだ。
CD-34が心配だ。

熱源(アンプ)を離せば解決するのだろうが、ちょっとスペース的に無
理。

限られたスペースなので、どうすべきか悩むところ。
要するに、アンプの熱を放出しながら、
かつ上のCD-34に熱を伝えなければいいのだろう?

そこで、板でアンプをまたぐ台を作る。CD-34はこの台の上に設
置する。
集成材の板(13mm)はホームセンターで購入。

木取りしてもらっても1000円くらいだ。
これを木ネジと木工ボンド、L字金具で組み立てる。

CD-34とアンプの間に空気の層が2つできたわけだ。
これで熱が直接伝わることがなくなるはず。木の板の断熱効果も期待で
きる。

果たして効果は!
だいぶ違う。1時間程度ではCD-34の筐体はさほど熱くならな
かった。
、、、、まあ、2時間くらいだわな。

吸音材追加


あの吸音材の量ではとても足りないということが分かった。

キンキンした音のせいで、すごく耳が疲れる。

吸音材はもっといっぱい入れないといけないようだ。
勉強になりました、、、

内部反響がこれほど激しいものとは思わなかった。

すげーよ、フルレンジ。そして、すげーよ、木箱。

幸い、まだ裏蓋をはずすことができるので、吸音材の追加投入が可能。

さて、吸音材はなにがいいだろうか?

吸音材的なものは、、、コレだろう。
「水槽フィルター」。

意外なようだが、スピーカー自作の民にとってはよく知られた話らしい。ホームセンターで300円しなかったし。

ちょうどいい大きさに切って、筐体の中に詰め込んで、ホットメルトで接着。

果たしてどうなるだろうか。