2014/02/07

Quantum近代化 【バイクの概要】




 喧噪社のコンテンツを全然追加してないのもアレなんでQuantumの近代化改修について書こうと思う。これはあとでまとまったら喧噪社サイトにアップします。

【バイクの概要】
米国長期滞在中の1999年にミネソタ・ミネアポリスのバイク屋 Free Wheel CycleでFuselage(KLEINにおけるフレームセットのこと)で購入したものだ。シェヘイリスにカラーオーダーしたものだね。その後、2000年に日本までUS Postal Serviceで輸送し、秋田のなじみのバイク屋さんに組んでもらった。9速のUltegra6500シリーズフルセット、Mavic Open Proホイールという構成だ。
というところまでは前回(2001年頃)書いた。あれから14年、ずっとロードトレーニング用バイクとして乗っている。
もうそんなになるの?光陰矢のごとし。

このバイクはトレック傘下となって4年目頃にシェヘイリス工場で作られたものである。
諸元としては、次の通り。

・ホリゾンタルバイク
・トップチューブレングス C-C 51センチ
・ホイールサイズ 700C
・Gradientチューブセット 6061Tアロイ
・汎用規格BB(JIS 68)
・スタンダードサイズ(1インチ)ヘッドセット(JIS)
・A-head用iconカーボンフォーク(当時のトレックのパーツブランド)
・31.6mmシートポスト、バインダーはカラー式
・バンド式Fディレーラー
・マイクロドロップアウト
・インターナル・ケーブル・ルーティング(第2期)

構成はシートポストバインダー以外は1996年型のQuantum IIとほぼ同じだろう。BBが汎用なんで、これは(喧噪社ウェブサイトにおける)オールドクラインではない。
正直、諸元では現代の軽量・高剛性バイクには見劣りする。
色はオーダーカラーのSedona Orangeであり、赤とオレンジのリニアフェード。前方から見るとオレンジ、後方から見ると赤という塗り分けになっている。
2000年頃、映画Breaking AwayでオレンジのMasiを観たオレは無性にオレンジのバイクが欲しくなっていたのだ。
なお、サービスでオレの名前のモノグラミングが入っている。

それから14年くらい経過したわけだが、、、
ブレーキ/シフターのブラケットのウレタンがべたべたになったのでブラケットのみ交換したり、シートを交換したり、ワイヤー類を交換したり、スポークが折れたので交換したりしているが、もう14年間、ドライブトレインはほぼ同一パーツで乗り続けていた。

その間、けっこう自分でも整備できるようになっていた。最終的にはシマノハブのリパック、ケーブル交換、ディレーラーの調整まではできるようになった。
いまでもできないのはヘッド周りと、一からホイールを組むことだ。オレも少しは進歩しているってことか。

チェーンサックなどでステイに小傷など付いているが、大きなへこみなどはない。まあまあ大事に乗ってきたと思う。