2014/02/24

惡の華 見応えのある場面などリスト

これもこじらせた人限定のエントリだけど
「ふつうにんげん」も読んで良し。

1巻 おそらく意図的に描いた平板な絵柄
  (2巻途中から激しく変貌していく)
2巻 夜の教室での仲村さんの魂の叫び
3巻 本を踏みにじった後の仲村さんのくやし涙
4巻 仲村さんに褒められて感極まる春日くん
5巻 秘密基地で待っていた佐伯さんの行動、
その挫折までの末尾80ページ(特に桐生方言)
6巻 春日邸襲撃の際の2頁見開き、仲村さんの懊悩と涙、
末尾40ページすべて
7巻 6巻からの続き、冒頭40ページのすべて
8巻 「なんで?」以降の佐伯さんの表情と言葉
9巻 激しく動揺する常磐さんの涙目
10巻 苦悩する木下さん

第54話 対峙する三人、仲村さん最後の言葉

必見なのは6巻末尾から7巻冒頭、9巻の涙目、第54話(11巻収録予定)だろう。

9巻の涙目は漫画の歴史に残る美しい描写だ。この一コマだけでご飯3杯はいける。
そして、3巻以降の画力の向上は著しい。

最終回まではあと少なくとも3話はあると思うので、そこでどのような描写が行われるのか。
この作品は第1回目からとんでもないものだった。当然、最後もそうならないといけないのでは!

さらに驚くべき描写が行われるような予感がする。きっと押見先生はその卓越した画力でなにかしてくれる。(かもしれない)

目が離せない。