2012/03/22

つらら対策(11)

4年間にわたる、氷柱との戦いは終わった。

ある程度氷柱をコントロールできる見通しが立った。

完璧な勝利ではないが、戦略的・戦術的に勝利したといえる。

短期的な効果としては、
氷柱の発生回数を激減させることができたこと、
これによって軒先を歩く時の危険性と、
隣家に氷の塊が飛び込むことの危険性を激減させた。
また、氷柱を落とす手間を減らすこともできた。

長期的には、小屋裏の断熱が強化できたことと
小屋裏の換気機能を強化できたことが挙げられる。
小屋裏の内部の湿度を下げ、また、屋根面の氷の発生を抑制することで
長期的な水漏れも防ぐことができるだろう。
いままでは小屋裏に排出されていた湿気も、
外へ出すことができるようになった。

家の寿命をおそらくは相当延ばすことができたはずだ。

代償として9万円の費用と、月250円(冬)、
年にして2000円ほどの電気代増加があった。

今後の課題としては、1箇所残っていると思われる
熱漏れをウレタン断熱スプレーで止めること、
天井裏面の断熱材を全て200mmにすることだろう。

それにより換気扇の運転時間と電気代を減らすことができるはずだ。

この改修にはあと5万円ほどかかる予定だ。