2010/12/13

ユンボオペ

ユンボって、一般名詞的に使われているけど、
実際には商品名なんだよな。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%B3%E3%83%9C
カリプソに設置されていたのは、つまりはユンボのユンボそのものだ。

船尾に設置されたユンボは主に小型潜水艇SP-350を海に下ろすための
ものだったらしい。
キットの指定では本体は白で、
ウインチ部分は銀色で塗色することになっていたが、
実船のように灰色と白で塗り分けた。

また、キットでは操作盤のレバーが3本だが、
実船は4本だったようだ。

そのため、キットのレバーを切り落とし、
細いプラ棒を4本追加した。

ウインチにステンレス線を巻いて、
巻かれたワイヤー表現も追加。テグスで張りワイヤーを表現。
その結果、遠目ではリアリティが増したかな。

このキットは、ユンボは固定式ではなく組み立て後も
回転可能なので楽しいね。

2010/12/12

ファンネル事件

カリプソ号制作途中で、とんでもないことが起きた。
ファンネル(煙突)をエアブラシで塗装後、乾燥機に入れたところ
籠から落ちて熱源に触れてしまったのだ。

、、、30分も。

どうなったか。
ファンネルは溶けて原形を留めない状態に!
ふにゃふにゃのどろどろだ。

わずかにファンネル脇の箱状の構造物のみ助かった。

ショック!

しかし、こんなときこそ頭を冷やしたい。

幸い、ファンネルの構造は単純で、円筒形を潰した形をしている。
たんにプラ板を曲げれば出来そうだ。
手持ちのプラ板を用いて、なんとかもとの形に
似せて作ることが出来た。溶けたファンネルから
救出した箱も切り出して装着。

ついでに、写真資料をもとに、ファンネル基部に
プラ棒を貼りつけてディティールアップした。

溶きパテで補修し、完成だ。
基部の細い部分はハルレッドで塗装しておいた。

オリジナルのパーツよりも実船に近づいたのは
怪我の功名だろうか。

2010/12/05

錨とウインドラス周辺をなんとかする(2)

黒く塗った錨を取り付けると、
船首に激しく立体感が出た。そりゃそうだよな。

ここまで来ると、錨を巻き上げるウインチ=
ウインドラス周辺もなんとかせねばなるまい。

まず、ウインドラスを塗り分ける。
白・灰・ハルレッドと3色だ。

実船の写真を見てもよくわかんないので色は適当だよ。
小西製作所から丸形ハンドルも買っておいたのだが、
ちょっと大きくてウインドラスに取り付けるのはあきらめた。

あらかじめ甲板状のモールドの鎖は削り取っておく。
甲板への出口の孔と、ウインドラスの下にあると思われる
錨鎖庫へ通ずる孔を開けておく。

そこへフラグシップ社製の微小な鎖を設置するのだ。
鎖は接着しても良いが、甲板裏でテープで固定しておこう。


まあ、、、どうでしょう。

また少しリアル感が増したのでは。

2010/12/04

錨とウインドラス周辺をなんとかする(1)

やあナンシー、ようやくカリプソも形をなしてきたよ。

そうね、ボブ、牛の歩みとはよく言ったものね。歩みは遅いけど着実よ。
勝手に散歩に出ても、またもときた道をちゃんともどって帰るって知ってた?

ナンシー、それは本当の牛の話だね、、、ところでナンシー、この錨、どう思う?

・・・リアリティ無いわね。薄すぎるわ。そもそもこんな薄い錨あるのかしら。



あるわけないよね。これをなんとかすべく、
カリプソには小西製作所の鋳造ホールスアンカーを
奢ったのだ。

現状の錨は削り取らないといけない。
余分なところを削り取らないように、回りをマスキングテープで保護し、
ルーターで荒削りして、その後、ペーパーで削る。
このテクは親切なウェブ世界の先人が書いていたのだ。

さらに、錨の柄(シャンク)が収納される船首の錨鎖管を穿孔する。
あとは溶きパテで平滑にしておく。

その結果、このように処理することが出来た。

2010/12/03

船尾ダイビング用ラッタル追加(2)


このラッタルを、ちょうどよき大きさに切る。
切断方法は、100円ショップで買った大型ニッパーで、だ。
もとが105円なので刃こぼれを気にせず気兼ねなく使える。
断面はヤスリで綺麗にしておく。


これだけだと芸がないので、
両脇に手すりを表現することにした。
最初は洋白線にしようかと思ったが、
細すぎて接着が困難なため、スクリュー周りのため買って
余った0.9mm真鍮丸棒にした。


ラッタルの上部にカギ爪的なものをつけて、
船尾にひっかけられるよう工作。

ちょっと手すりが太いし、形状も実船とちがうんだが、、、
白で塗りゃわかんないって。
そういう心の声に従い、タミヤの白で塗る。



もうすこしラッタルを長くすればよかったかな。
船尾扉と船体とは、微小鎖でつないでおく。

ラッタルは接着せずに取り外し式にしておいた。
雰囲気は出た、と思う。
自己満足こそ模型の基本だ。(大きく出た)

2010/12/02

船尾ダイビング用ラッタル追加(1)

カリプソの船尾には上開きのドアが付いていて、
ダイバーの潜水時に開くようになっている。

レベルのキットにはドア開閉が選べるだけで、
ラッタル(タラップ)は付属していない。
でも、実船にはどうやらラッタルがあったようなのだ。
ラ・ロシェルでの写真では、船尾ユンボの脇、右舷側に
そのラッタルらしき物が置かれている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Calypso.2-April-1999.jpg

ディティールアップのため、ぜひ追加したい。
そう思い、小西製作所からちょうどドアの切欠に合う
ラッタルを求めてみた。

2010/12/01

スクリュー周りをなんとかする

船は駆動装置がないと締まらない。
つまりスクリューですね。

キット付属のスクリューなんだけど、
どうみても松葉みたい。
いくらなんでもこれはないんじゃないか、、、
というレベルだ。

実船はこんな感じ。
http://www.rcgroups.com/forums/attachment.php?attachmentid=3426562

そこで、小西製作所から4翅スクリューを購入してみた。
せっかくだからシャフトも真鍮棒で表現する。



まず、オリジナルのパーツのうち、シャフト部分を
真鍮棒に入れ替える。



あとはスクリューを接着するだけだ。
ほう、、、自画自賛したくなってきたよ。