2011/04/17

トラディショナル+ビート(3)

その後、すぐに
Red Roses for me など
過去のアルバムも購入したりしていた。

それに飽きたらず、94年ころからは湯布院にあった
アイルランド系レコードショップ「クラムボン」(だったか)
の通販で(ネットショップではなく、通販)
沢山のアイリッシュ系音楽CDを買った。
相当数買って、聞きまくった。

Van Morrison、Donal Lunny、De Dannan、The Darvish、
The Saw Doctorsなど
知られたるアイリッシュ歌手やバンドのCDは
1枚くらいはあるのではないか?

そこまで聞きまくって、最後には
やはりオレはthe Poguesが好きだということが解った。

あっと、The Saw Doctors初期のものは
意外にThe Poguesテイストだよ。

「アイリッシュ・ソウルを求めて」という本の
the Poguesの項にあるのだが、(うろ覚えですみませんね)
「トラディショナルな曲をベースに、ビートのきいた
音楽がやりたかった」という
Shane MacGowanの言葉にThe Poguesのすべてが凝縮されており、
事実、The Poguesはそれ以上のことはしていない。
(そのことが物足りない、という人がいることも承知している)

でも、それでオレにとっては十分なのだ。

トラディショナルな曲をベースに、ビートのきいた音楽。
これが聞きたい。
(だからビートのきいていないアイリッシュ音楽は
あまり聞かなくなってしまった)

それは、最近聞いている
OKI DUB AINU BAND(アイヌの楽器トンコリを用いる)なども
アプローチは違うが、まさにそれじゃないか。
自分自身に納得した。

これからもトラッド+ビートを探し求めることにしよう。

今回は熱く語ってみました。