2011/04/25

マグライト近代化改修

災害時や暗いところを探す際に、
懐中電灯を使う機会があるだろうと思い、
LED式の懐中電灯を買おうかと思ったのだが、
この震災の影響でどこにも売っていない。

しかし、オレには昔ながらのマグライト(2AA=単三2個用)があった。
だが、これって豆球を使うもので、今の基準だと暗いのな。

では、これを近代化してみたい。



今回はNite Izeという会社のアップグレードキットを購入した。
こいつは電球をLED化するだけでなく、
スイッチ機能が付加されたテールピースも付属している。
交換は非常にイージー。



テールピースのボタンを押すと、3段階に明るさを調整できるだけでなく
点滅させることもできる。

明るさは体感で2倍以上になったね。すげえ。
一番暗い25%モードでも、オリジナルのマグライトより明るい。
また、電池持続時間も向上する。

消灯後、しばらくの間テールピース内の小さな赤色LEDが点灯し、
ライトの在処を示すとのことだったが、あまりに赤色LEDが小さく、
これはほとんど役に立たないかもしれないね。

押し入れに眠っていた老兵も、最新の装備で蘇ることができた。

2011/04/17

トラディショナル+ビート(3)

その後、すぐに
Red Roses for me など
過去のアルバムも購入したりしていた。

それに飽きたらず、94年ころからは湯布院にあった
アイルランド系レコードショップ「クラムボン」(だったか)
の通販で(ネットショップではなく、通販)
沢山のアイリッシュ系音楽CDを買った。
相当数買って、聞きまくった。

Van Morrison、Donal Lunny、De Dannan、The Darvish、
The Saw Doctorsなど
知られたるアイリッシュ歌手やバンドのCDは
1枚くらいはあるのではないか?

そこまで聞きまくって、最後には
やはりオレはthe Poguesが好きだということが解った。

あっと、The Saw Doctors初期のものは
意外にThe Poguesテイストだよ。

「アイリッシュ・ソウルを求めて」という本の
the Poguesの項にあるのだが、(うろ覚えですみませんね)
「トラディショナルな曲をベースに、ビートのきいた
音楽がやりたかった」という
Shane MacGowanの言葉にThe Poguesのすべてが凝縮されており、
事実、The Poguesはそれ以上のことはしていない。
(そのことが物足りない、という人がいることも承知している)

でも、それでオレにとっては十分なのだ。

トラディショナルな曲をベースに、ビートのきいた音楽。
これが聞きたい。
(だからビートのきいていないアイリッシュ音楽は
あまり聞かなくなってしまった)

それは、最近聞いている
OKI DUB AINU BAND(アイヌの楽器トンコリを用いる)なども
アプローチは違うが、まさにそれじゃないか。
自分自身に納得した。

これからもトラッド+ビートを探し求めることにしよう。

今回は熱く語ってみました。

2011/04/15

トラディショナル+ビート(2)

それがアルバム
If I should fall from grace with godの、
同じタイトルの短い曲だった。

邦題は「墜ちた天使」というものだったが
訳すならば「神の恩寵を失ったとき」などとすべきであろう。

これを聞いたおかげで、いままでのニューウェーブや
友人から貸してもらってよく聞いていたムーンライダーズも
その瞬間、すっぽり心から抜け落ちてしまった。
(本当にそれから数年はムーンライダーズを聞くことはなかった)

今聞くべきはこれだ!と思ったのはいいが、
その時点で解ったのは 画面のスミに表示された
The Poguesというちっちゃな文字のみ。
とりあえずそれだけは記憶した。

床に入る。

が、気になって眠れない。

当時はインターネットのような便利なものはなく、
調べる方法がない。輸入レコード屋にいくしかない。
でも今は深夜。ああ、、、

まんじりとせずに朝を迎え、ディスクノートという
レコード屋に向かったのだ。

そこでは開店時間と同時に、The Poguesの
If I should fall from grace with godを買うことが出来た。
(その店にはレコードも在庫していたが、CDで購入した)
そのとき、店員さんが「これいいんですよねー」と
言っていたのを覚えている。

すぐに家に帰り、聴き始めた。
これだ、、、と思った。
大学は卒論準備中であり、その日はずっと聞き続けることができた。

それからしばらくの間、1日20時間はそのアルバムを
聴いていたのではなかったか。寝ている時以外はすべて。
なんせCDなのでいくらでも聞ける。、、、
と思いきや、当時使っていたmarantz CD-34がエラーを
起こして聞こえなくなるので、CD-34の調子の良い時に
テープに落として、テープで聞きまくっていた。

marantz CD-34はその後、実家の物置に20年間眠っていたあと、
沖縄の方に修理していただき、今でも使っているのだが、
それはまた別の話だ。

2011/04/13

トラディショナル+ビート(1)

震災の余波でなかなか新しい工作ができない。
なかなかそのような気分になれない。

そんな時は思い出話をしてもいいだろうか。

以前、オレの好きな音楽のルーツは
1980年ころのニューウェーブと呼ばれた
一連のバンドや歌い手だった、と書いたことがある。
そう、戸川さんとかハルメンズですね。

しかし、もうひとつ好きな音楽の山があって、
それは英国のバンドThe Poguesを偶然聞いたことによって
登り始めた山だった。

そう、、、アイリッシュ音楽の山なのだ。
ニューウェーブとは全く異なるでしょう。

あれは1988年の初春。
シティボーイズがやってた深夜TVのエンディングで
曲を紹介するコーナーがあって、
きたろう氏がコメントしていたようだ。

それを風呂上がりにぼんやり見ていた
当時大学生4年生のオレは
文字通り衝撃を受けた。

後頭部をウレタンでなぐられたような衝撃である。

2011/04/10

あっさり直った

8F56は本職の時計屋さんの修理部門で
あっさり直してくれた。420円也。

ついでに渋かった竜頭も直してくれたようだ。
感謝だね。



その後、巨大ショッピングモールからの帰りに
近所の海水浴場のそばを通ったので寄ってみた。
日本海を眺めるのもずいぶん久しぶりだ。

しばらくのあいだ、春の陽を浴びて
モーターパラグライダーの愛好者たちの姿を見ることができた。
(彼らは浜辺で練習するのだ)

いくつかハマグリの稚貝が波打ち際に落ちていた。

2011/04/09

8F56が壊れた


愛用している8F56時計だったんだが
時計本体のラグとベルトを繋ぐピンが
ぽっきり折れた。
写真では下の方にちぎれたベルトが見えるだろう。

これが起きたのは震災直後、
秋田でも余震が多数起きているときだったので
オレの身になにか起きるのでは、、、と
思ったくらいだ。

同時期にカバンのストラップの固定部分もちぎれ、
サンダルのストラップもちぎれたので
どうしてもそう思ってしまう。

サンダルのストラップはプラスチックの
ボルトを使って直したが、
カバンは余裕がなくてまだ直していない。

時計は本職の人に任せよう。

2011/04/05

復活のグリースガン

長年Finish Lineのグリースガンを愛用してきたのだが
グリース容器のスレッド部分がぽっきり折れてしまって以来、
使えなくなってしまった。

鰹節には鰹節削りが、
ところてんにはところてん突きがあるように、
適切な工具として
グリースにはグリースガンがあるのだ。

ただし、一般に使われている
大型のグリースガンではなく、
バイク(自転車)世界では
プラスチックチューブを直接つなげる
小さなグリースガンが一般的だ。

新たなFinish Lineのセラミックグリースを購入したので、
ようやく、2年ぶりに復活。

しかし、このグリースガンが古い規格なせいか、
グリース側の雄ねじが素直に入っていかない。
うまい具合にねじ込んでやるとなんとかはまった。
ネジ山がけずれてしまった気配。
二度と付け外しはできないのだろう。

でも、使用上問題はない。

これからはどんどんグリースを注入していきたい。

2011/04/04

ステンレス製ティーポットを求めて(4)

んで、届いたのがこれ。
震災後しばらくして、ひっそりと届いていた。



届いた現物はこのとおりチープなものだ。
このチープさは尋常ではない。

ちょっと前に購入した日本製のステンレス製コーヒーポットとは
雲泥の差だ。ペナペナのステンレス板で作られている。
ので、非常に軽い。

注意せずに注ぐと注ぎ口から盛大に漏れる。

しかし、オレが欲しかったのはまさにこれですよ。

これに紅茶の葉を入れて熱湯を注ぎ、
お盆と一緒に供す。

お盆には
堅く詰まったパンと、
ブラスチックの箱に入った一人用バターとジャム、
バターナイフ、
皿に堅く焼いたベーコン、
小さな目玉焼きがあれば完璧だね。

あとは白い陶器のカップがあればいいな。

2011/04/03

ステンレス製ティーポットを求めて(3)

(ずいぶん間があいてしまいましたが、続けます。)


そこで、困ったときの巨大オークション。
といってもヤフオクではなく、eBayだ。
だがeBay.comでは扱っていないので
eBay.co.ukだとどうだろうか。

・・・あるじゃないの。

英国eBayだとinternational shippingに
対応してない出品者も多いんだが
ここなら大丈夫。

値段も安い!9ポンドを切る。1200円か!
ただし、送料に15ポンドとられちゃうけどな。
全部併せて24ポンド。3200円くらいだ。

では、入札してみよう。
Buy Now商品なので即落札だ。

eBayはPayPalと密接に連携しており、
支払も非常に簡単。

業者さん出品の場合、送料もその場で確定するので
入札直後に支払も完了。

ただし、eBayに登録してある住所と
PayPalに登録してある住所とが同じじゃないとトラブるはず。
PayPalのビリングアドレスも同一であるかどうか。
注意だね。

送付先住所も自動的に出品者に送られるので
ヤフオクと違ってすごく楽だ。

2011/04/02

九州・秋田間 電波受信のこと

震災により、福島にある電波時計用の
電波送信がストップしている。

http://jjy.nict.go.jp/LFstation/hagane/index.html

しかし、受信状況がよければ
九州局(はがね山標準電波送信所)からの電波を受信できるかもしれないということだ。

http://www.houseido.jp/news/2011/03/40-khz.html

そこで、九州に電波時計を向けてみると、
電波を取得し、現在は正常に作動中だ。

オレは秋田に住んでるんだが
九州とは直線距離上、高い障害物はあまり見当たらない。


大きな地図で見る

そのため電波を受信できるのだろう。
もっとも秋田の海岸沿いなので受信状態がいいのかもしれない。

東日本の皆も一応、電波時計を九州のほうに
向けてみよう。やはり屋外がいいようです。