2010/11/09

わが人生・初・エアブラシ

カリプソ制作の過程で、
人生初のエアブラシを試してみたので、
その覚えを書いておこう。
エアブラシって、空気の力で絵の具を霧状にして吹き付ける塗装法だね。

意外とちゃんと塗装できたのでちと嬉しい。
一式1諭吉5英世くらいしたので、この技能、ぜひ獲得したいのだ。

これはいろいろと応用できるのではないか。

以下、本当に筆者の覚えです。

・スプレーや筆とは概念がまったく異なる物だと言うことを実感した。
スプレーがダンプカーとすれば、筆は大八車で、エアブラシはロードバ
イク。より繊細になっている。

・シングルアクションのハンドピースは下向けにするな。(垂れるから)

・吹き始めに、塗料の溜まりがぶっと吹くのに注意。吹き始めは必ず空
中に。

・往復運動の両端はかならず空中に設定。そうしないと、塗膜が両端部
だけ厚くなってしまう。

・ハンドピースと対象物の間隔は3センチ以内くらい。

・アクリル水性塗料の希釈は、塗料1に対し、薄め液1〜1.3くらい
にしておいた。スポイトだと洗わないといけない。めんどいので、紙
コップにあらかじめ印をつけておくのはどうだろうか。

・アクリル水性塗料だとにおいはほとんどしない。これは優れた点。

・ハンドピース洗浄は、先端部をばらし、後端部からニードルを取り出
し、プッシュボタンを外すところまでやらないと詰まる。

・地色が白以外のものに塗装する場合は、塗る→乾くのを待つ→塗る 
を数回繰り返さないとダメ。なんとかならんのか。ジェッソみたいな塗
料を欲す。

・マスキングテープのすきまからミストが入り込むのでマスキングは厳
重に。

・マスキングゾル大佐は平滑面しか使えない。モールドのある甲板に施
してひどい目にあった。(意図どおりにはがれないので全部洗い流した)

・ところで、アクリルガッシュの場合、マスキングテープでもはがれる
かもしれないので試験する必要がある。いずれ試してみるか。