2015/05/30

火山学者たち

下記のエントリは、2週間くらい前に書いておいてしまっていたものだが、
昨日(2015年5月29日)、口永良部島の爆発的噴火があったことに
思うところがあったのでアップします。
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今日は真面目な話である。


http://en.wikipedia.org/wiki/David_A._Johnston

米国の火山学者David A.Johnstonは、1980年、セントへレンズ火山の噴火に伴う山体崩壊のため、山頂から9km離れたColdwater IIオブザベーション・ポストで死亡した。

当時、彼を救助しようとヘリコプターなどで捜索にあたった火山学者Harry Glickenは、11年後に雲仙普賢岳の火砕流で火口から3km離れた場所で死亡した。

http://en.wikipedia.org/wiki/Harry_Glicken

こうしてみると火山では、9kmとか3kmって全然安全な距離じゃないな、、、9kmも離れると普通、安全だろ?って思うけど、違うんだな、、、

火山の威力は火山学者達の想定さえも超えることがある、きわめて危険なものであるということを、肝に銘じておきたい。

実家の近所にも火山がある。現在表面的な活動はしていないが、火山なのだ。念のため注意だね。

ちなみにオレのよく行くトレイルからオレの家までは12km。わりと遠いと思うが、9kmに毛の生えた距離だ。