2012/02/22

PENTAX Qの革ケース 自作(3)



ところで、既製品はさすがだ。
ベロアのような裏地を付けている。
これをコバぎりぎりでミシンで縫い合わせているんだから
たいしたもんだ。労働力ってすごい。

で、オレとしては素直に裏に羊革を貼ってみるか、、、
貼るのは接着剤なので簡単だ。

これで裏面のステッチが隠れていい具合だ。
もっとも、カメラに装着すると見えなくなってしまうのだが、
これは江戸っ子の着物の裏地のようなものだと思っていただきたい。

背面の合わせ目のところの縫わなかった3針部分の
裏地はまだ貼らない。
ここは縫ってから裏地を付ける。



小細工としては
表革と裏革との間の一部に、0.7ミリの真鍮線を仕込んである。
これがどのように役立つかは完成後にわかるだろう。

真鍮線は以前カリプソ号を作ったときに
プロペラの軸に使った残りだ。