今回のエントリはこじらせたことがある人だけが読んでください。
「惡の華」第54話を読んで、正直、心を鷲掴みにされた。押見修造の画力と展開のすばらしさに感銘を受けた。心理描写の緊迫感がすごい。
けっして登場人物の白目だけで鷲掴みにされたわけではない。
(もちろん登場人物 仲村さんの白目に衝撃も受けましたが)
第54話だけで、ご飯10杯はいける。
もう我慢できず、「惡の華」単行本のkindle版を買ってしまい、一気に読んでいる。いままで4年間、雑誌掲載時に欠かさず読んできたのだが、改めてじっくり読むべきものと考えた。
読者諸君は私の同時代人と思われるが、諸君らもきっと心に「惡の華」を抱えているだろう。そんな人はともかくこの本を読んだ方がいい。
もし、くだらない、と思える人は心に「惡の華」がない希有な方だろう、、、
これは漫画の歴史に残ると断言しよう。
本当に大切な作品に会うことができたと思う。
この作品の発表のとき、読者として同時代にいて、それを見つめ続けたことを誇りに思いたい。
これをじっくり読みたくて、Kindle PaperWhiteまで買っちゃったんだよな。
皆も明日までに読んどいてー。