2016/09/22

【テスト】KLEIN Fervor 第7次近代化改修

新しいパーツを入れた場合は、
必ずトレイルでテストしないといけない。



今回のテストでは、リアのローギアの状態ではフロントのアウターチェーンリングにはまらないという現象が判明。

たぶん、フロントシフターがシビアになったことが原因だろう。
さらなる原因は、BB取り付けの際にシェルをちゃんと削らなかったことなのである。


http://kensosha.web.fc2.com/documents/fervorincontents/kindaika18-8.html


以前の記事で、「スペーサー取ればなんとかなる」みたいなこと書いたんだけど、勘違い。スペーサーはすでに9年前にとってしまっていた。

よって、今回はFディレーラーをもう少し捻るということで対応だ。
こうするとアウターチェーンリングには変速するが、プレートとの干渉度合いが増してしてしまう。
が、この際やむをえない。XCレースではアウター+トップギアでは使わないし、干渉していると言っても軽微であって、走りには問題はない。

変速システム以外には問題はなかった。特筆すべきはブレーキで、Avidに変えた結果、効きが2割増した印象。
1箇所あるドロップオフでも余裕ができて、乗車したまま坂を降ることができた。
たぶん、以前のSTIレバーは剛性が足りなくてブレーキが弱かったのだと思う。
これならたつがねの下りも余裕だろう。

よって、この構成で来年のたつがねXCに臨もうと思う。

2016/09/19

【完成】KLEIN Fervor 第7次近代化改修


シフター、ブレーキの配置はこんな感じ。
非常にコンベンショナルかつスパルタンなものになった。
バーエンドも取り外して、ハンドルバー全体を使うという現代風の乗り方に適応させてみた。(それでも幅は足りませんけど)








バイク全体像はこれ。

これがアップデートを繰り返した22年前のバイク KLEIN Fervorである。

これで、来年の歌津たつがねのレースに臨むことにするが、その前に近所のトレイルで公試運転して、試験します。

11速、カセットコグの最大歯数が40Tになった。
改修前は34T。オレの体力低下に合わせてシマノさんが配慮してくれたのかもしれない(嘘)

2016/09/18

【組み付け】KLEIN Fervor 第7次近代化改修

さて、ようやく組み付けだ。
マニュアルはもう電子的にしか供給されていない。
そして、そのマニュアルも以前のように至れり尽くせり、という感じではない。

コグセットはMAVICの9速用のフリーボディに問題なく付く。

そしてRディレーラーは、11速対応なんだけど最大歯数が40なのでこの長さになっている。一番最初に買ったDeore LX(いまでも持ってる)と比較すると、2倍以上の長さだ。
これでは石にヒットする、というのもわかるね。気をつけよう。

さらに、このRディレーラーはトップノーマルだ。使い慣れたローノーマルと操作方法が正反対だが、これからはみなこうなってしまうのだろう。
なぜシマノがローノーマルをやめたのかは不明。
正直、Fディレーラーの3速用ボトムプル廃止とならぶ暴挙だと思っている。(技術的問題があったのかもしれないが)


変速がちゃんとできるかちょっと心配だったリア変速系だが、意外にもなんの問題も無かった。マニュアル通りやれば大丈夫。

しかし、問題はフロント変速系だった。ワイヤー交換したら、変速しなくなった。あれっ?前の調整が超人的能力で成功していたのか?

夜の11時から始めて、朝の3時半まで、何度やってもうまくいかない。10年前に入れたスペーサーを抜けばもしかしたら、、、という状況だが、、、
そこで、ディレーラー本体を時計回りに1°くらい捻って装着するという非常手段に出た。その結果、変速はするようになった。
しかし、最大チェーンリングにしたときディレーラープレートが少々干渉するということになる。でも、干渉は軽微だし、このバイクで最大チェーンリングで活動することはあんまりないので、今回はこれでいいことにした。

ディレーラーの高さとか、スペーサーの有無とかで解消できる可能性がある

が、まあいい。

2016/09/14

【方針】KLEIN Fervor 第7次近代化改修


前回の改修(BB・クランク交換)から早くも9年。ええーっと思うね。年をとるわけだ、、、その間、バイク世界ではなにがあったかというと、

1 29インチバイクが流行る
2 リア10速化する 
3 ローノーマル廃れる(どうして? あんなにいいのに)
4 カーボンバイクが主流に
5 27.5インチバイクが流行る(そしてそのまま主流に)
6 リムブレーキがレース会場からほぼ消滅
7 ファットバイクが流行る
8 リア11速化する
9 MTB用電動変速システム現る(←いまここ)

ホイールサイズとかフレーム材質はいかんともしがたい。
しかし、変速システムならなんとかできそうだね。
リアは9速から11速になってたのか、、、

今回はこのバイクにリア11速の変速システムを導入しようと思う。

2016/09/13

【導入】KLEIN Fervor 第7次近代化改修














このバイク、約22年前のものなんだけど
いまだにレースで乗ってるって、、、なにこれ怖い。

もうこのバイクに取り憑かれているとしか思えない。
でなければとっくに乗り換えているのでは。

普通、こういうレーシングバイクは3年くらいで乗り換えるもんだよなあ!
ああ?(誰に言ってるのか)

まあ、冷静に考えるとこのバイクは最後のシェヘイリスバイクであり、
時代の時々でアップデートしてきた(オレが)ものだ。

たとえるならアブロ・シャクルトンのようなバイクである。(たとえになっていない?適当な飛行機が思いつかなかったのだ)

現代のバイクではホイールサイズは27.5インチになってしまっており、これだけはいかんともしがたい。
聞けばディスク台座を溶接した猛者もいるのだが、まあまだそれはいいだろ、、、
「ディスクはまだだッ!ディスクは最後の武器だ!」(違うな、、、)

そこで、今回はドライブトレインを一部刷新しようと思う。
最新のテクノロジーに触れておかないと、旧車好きの人になってしまうからだ。
オレは旧車が好きなんじゃなくてクラインが好きなんだよブラザー!
どんなに実力がなくとも、おれはひとりの修羅、、、じゃない、マウンテンライダーなのだ。(大きく出た)

もし、これが成功すればFervorの寿命をさらに10年程度延長することが出来るだろう。

【近代化のあらまし】

1996 第1次近代化 Fフォーク JUDY導入
2002 第2次近代化 Mavic CrossMaxホイール導入 
2002 第3次近代化 BB交換(Hollowtech I)
2004 第4次近代化 Fフォーク JOULE導入
2005 第5次近代化 ハンドルバーTimber Paddle導入

2007 第6次近代化 BB交換(Reset Hollowtech II)

2016/09/09

応募してみた


今年の6月から7月にかけて描いた
安息海第4話なんだけど、
文化庁メディア芸術祭に応募してみた。


調べてみると、
マンガ部門には昨年度は948通が応募されてるんだけど、
そのほとんどが商業誌に載ったもので、同人マンガはすごく少なくて、52通だった、、、、
そのうち、全体では賞を取れた方は36人、そのうち同人の方は1名だけだ。

オレのようなど素人やろうの作品がそんなところまで到達するとはとうてい思えないが、でも、あえて参加してみよう。
正直に言おうか。
賞を取ろう、という野望があるわけではありません。
これをテコに、(今風にいうとレバレッジ)なんか頑張ろう、という意思表示なのです。

オレのようなど素人やろうの作品を読んでいただけるのなら、審査員の方のさらに下読みの方だとしても、それは本当にありがたいのです、、、