2015/09/29

【本番編】2002年のGarmin Legend を2015年に使用する試み

さて、ロングライド当日。天候は秋の空的に晴れ・曇り・雨が交錯する
感じ。幸い、雨には当たらずにすんだ。

この男鹿一周、相当きついコースである。
朝9:30スタートで、門前で休憩。パワーバー的なお菓子をいただく。
干し柿入りで、すごくウマい、、、

早くも大桟橋付近で疲弊。でも、まだ脚はあるので休息すれば大丈夫。
戸賀に臨時設置されていたサイクルカフェで0.8時間ほど休息、談笑し
つつケーキを食す。
甘くておいしい、、、

こっから戸賀の坂を上る。きつい、、、でも後ほど出現する寒風山西山
麓に比べれば赤子のようなものだ。

そっから入道崎を周回する道路に入る。ここはアップダウンも少なく、
けっこう楽しい、、、

楽しさの後には苦しさが。八望台までの登りで脚のグリコーゲン70%
が失われた。はあ、、、

で、記事のメイン、肝心のLegendであるが、北浦に向かう時にスイッチ
オンし、「軌跡ナビ」を実行した。「軌跡ナビ」は、「開始点」「終了
点」をそれぞれ目的地に選ぶことができる。
たとえば、軌跡「北浦周辺(という名前を付けてLegendに転送済み)」
を選んで、「開始点」を選択すると、その「開始点」に向けて「距離」
を表示してくれる。けっして道順をナビするわけではない。
この「距離」は直線距離っぽいのに注意。
開始点に到達するとあとは「終了点」を選べばいい。(選ばなくても自
動的に「終了点」に移行していたかもしれないが、念のため。)

そうすると、あとは軌跡上をトレースするように走ればいい。この北浦
セクションでは、このあと真山神社までこの軌跡ナビは充分機能した。
ので、まあ「使える」という結論だろう。

みんなも机の中からLegendをひっぱり出すのだあ~。(まだまだ使えるので)

さて、雲昌寺というお寺さんで休息・昼食だ。
この時点で13:00。
あんパン、クリームパン、お菓子的なんとかサンドなどをいただく。
個人的にはおにぎりが欲しかったな、、、オレの胃腸では油甘菓子ばか
りではエネルギー化しないようだ。次回は自分で調達しよう。

この後、14:05まで休息しちゃったので、真山神社からはだいぶショー
トカットすることになった。(つか、前の方に素直について行く)
このため、軌跡ナビの実用テストはこの後行っていない。
このあと現れたラスボス、寒風山西山麓は恐ろしい敵だった、、、完全
に脚がなくなった。(でも最高点まで、途中で降りて休息はしていない)

坂に入る直前にHigh5のISO Gelを飲んだにも関わらず、まったく踏めな
い。終いには脚が痛くなる。

終了は16:00過ぎであった。正味4時間乗っていたことになるな。
総走行距離は87.7kmだった。20kmショートカットしたということか、、、

普段、MTBでトレイルだけ乗っているので、ロードの皆さんの間で走る
のは新鮮であり、かつ相当きつかった、というのが感想ですな。

2015/09/26

【実走準備編】2002年のGarmin Legend を2015年に使用する試み



Quantumのハンドルバーにマウントを取り付けてみた。
これでナビゲーションされながら走ることができる。
ハンドルバーがすごく狭くなるな、、、

ロングライドだとライトを取り付けないといけないので
もう空きないよ。

今回は、「おがーりあ」主催の男鹿半島一周ライドだ。
106kmくらい、正味5時間かけて走る。
途中、補給食で砂糖菓子が振る舞われるが、これはパフォーマンス的に
は厳しい補給食だ。(すごくウマいんだけど)

【戦訓】

(1)昨年は寒風山登り前にBONKしそうになった。固形補給食を食べて
復活したが、今回はBONKしないように、今回もHigh5の炭水化物を3つ
フラスクに入れていく。これは寒風山の登りに入るしばらく前に飲む
べきだろうな。
(2)昨年度は道に迷って、寒風山を標高0から登り始めた。ひどい目
に遭った、、今回はGarmin Legendを本格的に活用する。昨年もLegend
をサドルバッグに入れてたんだが、よく考えたらサドルバッグに入れと
いたら見れるわけないよね!
(3)昨年はパンク・タイヤバーストの際、ポンプを参加者の方からお
借りした。忘れちゃって、、、その節は大変ありがとうございます。

今回は自分でもちゃんとインフレーターを携帯する。
このインフレーター、スペシャライズドのフレンチバルブ専用の奴なん
だが、すばらしいな。「本当に空気を入れることができる」のだから。
世のポンプは全然入んないな、、、これの前に使ってたスペシャライズ
ドの汎用ポンプは10分押し続けても全然入んなくて。

こっちは3分で高圧を入れることができる、最高のインフレーターだ。
備えあれば憂いなし。

ロングライド用の装備としては次の通り。

・ボトル1本(補給場所での休憩があるので1本のみ)
・サドルバッグ
・工具(タイヤレバー、修理用パッチ、携帯工具)
・インフレーター
・後方反射板
・ライト(フォーク取り付け式・点滅可)
・汎用ベル(輪ゴムで取り付けた)
・Garmin Legendとハンドルバーマウント
・炭水化物(High5 gel×3)+フラスク
・固形食品(High5 energy bar×1)
・携帯電話+ZipLoc

これにチューブがあればベストだが、買い忘れた、、、

2015/09/22

【転送編】2002年のGarmin Legend を2015年に使用する試み

(承前)
19km分しか転送されないというのは、Legend側の問題らしい。

あまりにも内部メモリが少ないので、データのうち250ポイントまでしか転送できないみたいだ(という話を聞いた)。昔はそれで充分だったのだ、、、

おっそうか、、、仕方がないので、分割して転送だ。主催者から提供されたデータを見ると、男鹿一周のデータには2500ポイント以上あるみたいだ。よって、重要な部分だけに絞る。

分割転送には、これを使うか。

そう、、、懐かしのカシミール3Dである。
(ただし、ウィンドウズでしか動かないのが難点だ。)

これの、GPSデータの編集で、ポイントを手動で分割し、Legendにアップロードする。
正直、けっこうめんどくさい。

ポイントを249まで減らしたGPXファイルであれば、問題なくロードされる。道に迷いそうな部分がある3カ所のファイルをこしらえたことになる。

これで軌跡ナビ、という機能を使えるだろう。
あとは後日実走してみようと思う。
具体的には、ややこしや3地点に近づいたら軌跡ナビを起動する、という原始的なものだ。

将来的にはGarmin edge25を買う予定なので、こんな面倒なことはしなくてもよくなるのであろうが、今回は14年前のGarmin Legendが現代でも使える、という実証実験であるので、よしとしたい。

2015/09/19

【準備編】2002年のGarmin Legend を2015年に使用する試み


これは、もう14年前のGPSデバイスを最新のパーソナル・コンピューテ
ィング環境で使うという試みである。

まずは第一弾。
Garmin LegendをRatocのシリアル・USB変換ケーブルでつなぐ。
このケーブルも10年選手だが、Ratocのドライバは最新のものがいま
でも供給されている。
Ratoc、、、偉い。

そしてフリーソフトのLoadMyTracksをインストールし、通信を試みる。
ルートラボの地図をアップロードしたいんだよね。
Sendの命令を出す。
すると、、、Legend側に「トラックを詰めました」という意味がよくわ
からないメッセージが表示された。

Legendの軌跡フォルダを開くと、たしかにある。だが!
約100kmの軌跡を送ったはずが、19Km分しかSendされていない。
、、、、な・ぜ・だ。

何度か試したが、これが限界のようだ。「トラックを詰めました」とは
、送ったデータが多すぎるので、削った、ということだろうか。
はあ、、、残念。
まあ19km程度はSendできることが分かった。

【短期的な解決方法】
後日、サイクリングイベントで男鹿一周するときの、軌跡全部が欲しか
ったんだが、、、間違いやすい部分だけの軌跡を19km以内で何個か作れ
ばいいのかな。

2015/09/13

ペイントソフト

いつのまにかCloud Alpacaが
メディバンペイント・プロというソフトに切り替わっていた。


おおむね満足なのだが、不満点を一つ述べると、
バケツツールと自動選択ツールがいまいちうまく動かない。

ほぼ同色でも、選択してくれないんだよな。+3というコマンドを使ってもだめだ。
つまり、現状ではこの機能は使えない。

フォトショなみに選択閾値が広ければもっといいんのだが、改良してくだちゃい。
それはともかく、無料ソフトとしては非常に助かる。

これからまた絵を描いてみようとも思っているので、
選択ツールの充実は必須だろう、、、

なんかいい方法はないかと模索中。
(Adobeに月額980円払うとすぐに解決します。)

2015/09/12

昔話(オレのじゃない)の補遺


先日の大森望氏につづき、インターネットについてのばるぼら氏の文章。


それを読んで思ったこととしては次の通り、、、

目を覆いたくなるメディア(某中規模全国紙など)の言説は、その最期
の断末魔だったのかもしれない、

と後日思うだろう、ということだ。

あと5年で、全ての日本語テキストはストレスなく自動翻訳されて世界に流布される。このblogもな、、、例外はない。

人種差別主義者はSWCあたりで認定されて、Google検索結果や連邦政府サイトからブロックされる、なんてことになるだろう。(夢の話じゃないよ)

2015/09/10

名刺入れの作成(5)評価

こんな感じにできあがった。



今回の新規要素としては、ほぼ同じものを2つ作るということであった。まずまず成功だろう。資材費は2個で1400円くらい。正直、お店で買うと1個700円くらいで名刺入れは買えてしまうなー。

すげーなー、マスプロダクション。
妻の分は、自分のものじゃないので、革のいい部分で作っておいた。ごらんのように革の厚み、堅さ、色つやがいいのである。














ということは自分の分はそれより落ちる、ということなのだが、かつて家具用に自作した蜜蝋ワックスを薄く塗って、木と布でこすってみると、、、けっこういい艶が出た。














さっそく実用に供するが、特に問題はない。
普通に使える。
ということは、目標は達成したといえる。

久々に自作したが、やはり自作はいいもんだ。
(毎回いってるけど)
自分の生活様式に完全に合わせたものを作ることができるからね。

2015/09/08

名刺入れの作成(4)縫製


ゴム系のボンドでのり付けしたあと、あおむろ、、、もとい、おもむろに縫い始めさせていだだきますね。おもむろって、、、なんだろ。
縫っている間は眠くならないだろう。あー眠い。
「恐山・にぅまの オールナイト虚無」ラジオなどを聞きながら縫い進める。この二人の掛け合いがまた眠くなるのだ。あえて自分を眠くなる状況に誘うとは、、、
名刺入れ2つ、これだけ縫うのにのべ3時間かかった。
その後、コバをNTドレッサー(やすり)で削って、トコノールで処理する。
革表面にニーツフットオイルという油をすり込む。これで防水性と高級感でるんじゃないか、と期待。
さらに、BREEのレザープリザーバーを塗り込んでおくか、、、
そうしておいて、オレのは内側の吟面にいつもの型押しをする。妻のは希望により、外側に雪の結晶模様の型押しをした。
これで完成。

2015/09/07

名刺入れの作成(3) 裁断・穿孔


裁断するとこんな感じ。
今回は、笹マチも作る。笹マチってなんか昭和時代のアイドルみたいな名前だろうか。笹一角?違う。
そんなこたーどーでもいい。
笹マチ部分も、グレイズドレザーを使う。

マチは薄くないといけないので、先日導入した革漉き機を初めて使用する。おっ、、、意外とよく削れるぜ。これでもう危ない思いをしながら革を削ることもねえな!どうだって顔してるよ!
そして地道に穿孔する。
穿孔音が近所迷惑だろうから、窓を閉め切って作業する。気候もだいぶ涼しくなったので結構だ。

2015/09/05

名刺入れの作成(2) 型紙



しかし眠い。深夜の室内バイクとシャワー浴びが終わるとぐったりして机の前でいすに座ったまま眠りそうになる。

そこをぐっとこらえて工作だ。
工作の楽しみは睡魔に勝るだろうか?

まずは型紙を作る。

最近、工作の初手が甘くて、革が足りなくなったりすることがある。それを防ぐために、型紙を作るのはもちろんだが、縦方向は相当の余裕をもって裁断することにするか、、、

肝に銘ずることは次のことだ。皆も覚えておくように。
「革の厚さがどのような影響をもたらすかは机上では予想がつかない」
A.C.クラーク並の箴言である(嘘)。

そーゆーこともあろうから、本当は床革で試作しないといけないんだろうが、今回もめんどくさくてやらない。(やれよ)

2015/09/04

名刺入れの作成(1) 意匠



結婚10周年ということで名刺入れ作成の依頼が妻から来た。
ほう、、、
ついでに、自分のも作ろうと思う。


材料は、巨大レザークラフトショップでタイムセールで激安(1000円くらい)で買った黒のグレイズドレザー。厚さは1ミリ。腰があるのでちょうどいい。

ただし、ちょっと傷みもあり、使える部分は限られる。
グレイズドレザーなので、見た目がゴージャスである。
激安セール品なので、シワなどは目立つが、そこは味ということにしたい。
妻からのオファーでは、黒い革に赤いステッチを入れてほしいということだった。

ほう、、、黒と赤、、、なんとなくバブルっぽい。
バブル破裂後に学校を出た人なので、バブル的なるものにあこがれがあるのかもしれない(嘘です)

自分のはいつものキャメルのステッチなので地味ですね。ぼくはもうバブルはいいです。地味な意匠でいこう。

同型のものを2個作るので、このくらいの革が必要になる。

2015/09/02

昔話余波

昔話をすると死ぬ!
となんとなく思ったが、
前回のエントリを書いた直後、化膿性扁桃腺炎になって
39度の熱を出し、死にそうになった。

まあ熱はすぐ下がったのだが、、、
なんとなく思うことの的中というか、恐ろしさを
久々に感じたよな。

今回の可能性扁桃腺炎は、扁桃腺が腫れる前に
熱が出て、歩けなくなった。
階段も上れない。なにこれ!と思ったら激しい寒気がして熱が上昇。
22時間、薬を飲んで眠ってようやく動けるようになった。

が、その後、3日間、口の中が喉まで痛くて文字通り閉口した。
もしかしたら手足口病だったのかもしれない。