【はじめに】
最近、絵を描くのが忙しくてなかなかBloggerを更新できないのをお詫びしておこう。
そんな中、Mac miniでフォトショを動かそうとするとだいぶ遅かったりしてきた。もう5年半経つからしょうがないか、、、そこで、iMacが値下げされたんで思い切って購入した。27インチ 5Kというやつ。今回は、それを机に置くお話だ。
【本題】
iMac唯一の欠点、とよく評されるのが、視線が高くなる、ということ。普通にiMacを机におくと、机とiMacの下端に8センチくらいの隙間が開くのに加えて、このMac、液晶枠の下が広い(6センチ以上ある)。
つまり、液晶の下端と机との距離は都合14センチくらいあることになる。このため、見上げるようにしてしまうので首が痛くなるんだって。これってけっこう作業者にとっては深刻やで、、、
これを避けるために、VESAマウントバージョンのiMacを買って、アームをつけて机に固定する人がいる。
とはいってもVESAマウント付きは高いし、アームも高い。
ちょっと躊躇するよね、、、
【工作】
そこで、今回はiMacの高さを下げるアイテムを作ろうと思う。
まず、ランバーコアと桧の板を買ってきて、寸法に切る。
それをこのように組み立てる。固定方法は、厳重にネジと木工ボンドで。これはとても頑丈な木の構造物だ。
仕組みはこういう感じであり、寸法表などはない。すべて現物あわせなので、もし作りたい方は自分の机にあわせて、自己責任において作ってみて欲しい。
机には強力な木工用クランプで接続する。机が傷つかないように当て木をする。
クランプはアマゾンで買った。
材料費はクランプ、木材、ネジを併せて2000円くらい。
強度的に心配だったので、まずは加重してテスト。自分の体重を20kgくらいかけてみるが、びくともしない。
ちょっと開いてる隙間には20センチくらいの板が入るようになっている。つまり、ここにiMacのスタンドを挿入するのだ。
スタンドは丈夫なアルミだけど、板の角に当たって折れないように、2枚の板でぴったり挟むようにして固定してあげよう。
【設置】
果たして!iMacの筐体と机との隙間は5mmくらい。やった、、、狙い通り。
(筐体下部には空気穴があるのでふさいではいけません)
いすに座ったときの目の位置は、ディスプレイの上から1/4くらいのところに来る。これなら目が疲れることもねえな!
でも、気がかりなのはこの木のブロックがぶっ壊れないか、ということ。定期的に異常ないか見ているんだけど、心配だよね。そこで、安全が確認されるまではポリエステルのロープ(通称:例の紐)で、iMacのスタンドの穴と、天井のバイクホイスト(30kg加重可)とを縛り付けた(舫い結び)。
これならずり落ちても止められるので大丈夫かと、、、
これを1ヶ月続けて、安全性が確認されたら外そう。
【その後】
反省点としては、もっと厚くて丈夫なランバーコア材で作ればもっとよかったかな。あと、色を塗ればよかったかもしれないが、これは後日やってもいい。
ちゃんとした設計をして、NC木材加工機などでウッドブロックの加工をすればかっこいいものになるんだろうけど、そこまではオレの技倆では無理だね。http://sugiyama-mokkou.com/
さて、今回やってみたような方式でiMacを設置している例はGoogleで検索したけど見つけられなった。こりゃ製品化したら売れるで、、、(本当かよ)iMacが机の一番奥に配置されたので、机がすごく広くなった。
このため、手前のほうで作業とか物書きすることができるようになった。
これで工作しまくったり絵を描きまくれる、、、オレの丸善のスケブが火を噴くぜ。