2017/04/12

Pad2の壁掛け

普段、一日おきに室内バイク漕いでるんだけど、主な友は動画視聴だ。時間を有効に使おうという訳なんだが、ちょっと困っていたのはiPadの置き場。

室内自転車の右側に窓があるので、その窓枠に置いていたんだけど、常時首を右に傾けないといけない。バランス悪いし、自転車もうまくこげないよね。
そこで、正面の壁にiPadをセットすることにした。




石膏ボード用のフックを4つ壁につけるだけ。多少金具をペンチで曲げて調整した。
こいつは1個3kgまで荷重可能なので、iPadであれば十分だ。



これでバイク漕ぎながら動画見放題だぜヒャッハー!


先日iPad Proを買って、そっちはお絵かき専用機にしたので、iPad2は動画専用機として使っていくのだろう。

2017/01/23

Q-S1ケース・完成





全部縫ったら、コバを磨く。NTカッターのヤスリ買ったんだった、、
これはサメ肌みたいなやつでよく削れる。トコノールという薬品をつけて木の板で磨く。

糸がほつれないように、裏面の縫い目にに木工ボンドを薄くのばしておくといい。
さらに、表革に革用のワックス(本来はBree鞄用)を塗っておく。

最後に、上げ底用の革の板を、本体に接着し、
これで完成だ。

意外に簡単だったな、、、
2回目だからか。

背面のステッチが直線になってない。ステッチが至近距離で2本並んでいるので目立つんだろう。けど、50センチ離れるとわからなくなるのでいいだろ?

評価としては、まあ普通に使える物ができたので満足だ。

2017/01/22

Q-S1ケース・新機軸



今回は、底と脇の革を縫い付けることもしてみよう。これなら接着剤がはがれることもねえな!(前回は接着のみに頼ったので何度かはがれてきた)
おそれることなかった。けっこう簡単にできる。

これで形は成ったね。

本体とケースを接続するための金具を革の中に埋没させるというテクニックも使うよ。この金具はたしかアマゾンで250円くらいで買ったような気がする。
(もう何年も前なのでわすれちゃった。)

そのため、上げ底が必要になる。
すごく硬くて厚い皮を2枚切り出し、底側に貼り付ける。貼り付ける前に、三脚穴を開けておくが、金具を収納できるようにもしておく。
背面でちょっと穿孔が曲がってしまった部分が惜しい、、、こりゃだめだよ、、、さすがに2mmもずれると見苦しいので、この部分だけやり直し。

2017/01/21

Q-S1ケース・作成



さて、Q-S1も来たし、硬い革でケースを作るか。

Qのときもケースを自作したんだけど、このケース、普通に使えるし衝撃緩衝にもなるし、様子もいいので愛用している。
今回は、それを改良した構造で作っていきたいと思う。
まず革の購入。というか、家にあったアメリカンオイルレザーというヌメ革を使う。これはすごく硬いので、このような用途にぴったりだ。

既存のQのケースを参考にコピー用紙で型どりし、現物あわせしながら型紙を作る。そして、慎重に革を切った。

カメラの向かって左側についている赤外線受光部をなんとかしないといけないね。
Qの場合は本体に埋め込まれてるだがこいつはびよーんと飛び出している。

そこで、、、16mmポンチ。これがあると16mmの穴をいくらでも開けられるんだぜブラザー!

位置決めは前回作ったときのスーパーなテクニックだけ紹介しよう。
http://kensosha.blogspot.jp/2012/02/pentax-q_21.html

いま思うと、この技すごいな、、、
(両面テープを丸形に抜いてそれを移すことにより位置決めする)
これは、三脚穴の場面でもやれますね。みんな、、、真似してもいいよ、、、

内装にも革を貼り付ける。もったいないので端革主体だね。
表革と内装革との間には、ゼムクリップの針金をのばしたものを入れる。こうすると形が保持される。前回は真鍮線にしたんだけどべつに真鍮線でなくともいいよね、、、

そしてひたすら穿孔し、縫う。

ストラップ再制作


5年前のQを買ったときに作ったのと、まったく同じストラップを再制作した。

これは本当に使いやすいストラップなのでおすすめだ。皆も作るといい。

喧噪社主宰コラム: 自作

材料費はたぶん300円くらい。
革紐などを厳重に接着するだけで大丈夫だ。(Q自体軽いので)

カメラとの接続部分にはモンベルのジッパータグを仕込んである。細い革紐だと劣化して切れるので、前回使用途中でこれに変更してある。

今回は5年前の残りの素材で作ったので、5年間でストラップがどのように経年変化したかわかるね。
こんなに黒く、しなっとなるの、、、

2017/01/19

ひさびさにやらかした

まあこれをみて欲しい。


なにこれ


そう、、、向かって右側がQ-S1である。
今頃?と言われそうだが、最新情報では米国のウェブサイトですべての情報が消去されたということで、いよいよフェードアウトなのか、という焦りがこのような行動をとらせたのである。
Qはまあスマホ時代とミラーレス時代の合間に咲いた徒花なんだが、実際に使ってみるとそうとう便利に使える。(本当です)
とくに動画では重宝しているし、単焦点高性能レンズを使ったときの写りはこのサイズでは特筆すべきだろう。
もともとQを持ってるだけど、素子サイズが拡大されたバージョンのを待っていた。正直言うと、ファインダーが実装されたら買おう、と思っていた。だが、2年前から開発はストップ。おそらくフェードアウトしていくのだろう。
Qシリーズの素晴らしい点は、なによりそのレンズを含めた小ささだ。どこへでも持ち運べ、記録できる。画質?こまけえことはいいんだよ!
K-1とは好対照であり、完全サブとして持ち歩ける。サブカメラとして過不足ない。操作系もほぼ同じなのがいいのだ。
これに、もう公式サポートは途絶したEye-Fi X2をぶちこんである。(家にあった)
Eye-Fi X2はまだ有志による接続ソフトウエアが提供されているので、Macとの接続が可能だし、カメラ自体にEye-Fi用メニューもあるのでまだ便利に使える。
このあとQはなにに使うのか、というと、望遠が効くので学芸会などの撮影には十分使えるし、07 Mount Shieldレンズをつけっぱにすると、シャツのポケットに入るので常時持ち歩けるし、02レンズつければ望遠もいける。そんな用途にしたい。

ほかにも黒、白、金色があったんだけど、みないい色で非常に迷った、、、このガンメタ+赤というのは初見ではウエッとなったが見直すとよくなってくるので、たぶんいい色の組み合わせなのだろう。
以前、エルコーレ・スパーダが、「いいカーデザインというのは最初はウエッとなって、見慣れるとよくなるやつが本当にいいデザイン」という趣旨のことを言ってたと思う、と正当化しておこう。

2017/01/11

この世界の片隅に 「しあはせの手紙」


あのあと、ずっと「この世界の片隅に」のことを考えてきた。

原作、映画ともにすごい作品だなあと思うのだが、一つだけ映画で「ここをこうしていたら、、、」というところがある。
それは、「しあはせの手紙」の扱いだ。

原作では右手によるモノローグ的な手紙である、こうの先生の書き文字で表現される「しあはせの手紙」、これは映画ではコトリンゴさんの歌「みぎてのうた」で大半が表現される。

でも、私としてはこれは、のん(能年玲奈)による右手のモノローグで行くべきではなかったか、と思う。画面に集中していると、コトリンゴさんの声がよく聞き取れないということもあるが、それ以上に、もっと重要なことがある。

原作の「しあはせの手紙」では、「海苔の暗闇」「いまこれを讀んだあなたは死にます」「どこにでも宿る愛」「背中も掻いてやれないが」などがそれぞれ、コマ中の絵と完全にシンクロしている。これこそマンガ的表現であるが、映画でもモノローグと画面をシンクロできたのではないか。

(そして、「どこにでも宿る愛」とシンクロさせて、広島駅前でのすずさんの台詞「よう広島で生きとってくれんさったね」も描いてもよくなかったか。

「しあはせの手紙」システムには、「他の人にあと○通出す」というプロセスがあるはずで、それはすずさん夫婦からあの広島の孤児だった子に送られた、そしてこの物語が終わったあとでも作中でだれかに送られるであろう「しあはせの手紙」だけではなく、この作品を読んだ人から、だれか知らない人たちへも、たくさんの「しあはせの手紙」が送られたはずなのだ。
このように「しあはせの手紙」は無限に世の中に満ちていく。


「しあはせの手紙」は、この作品でこうの先生が隠した最後の仕掛けである。
そのため、「しあはせの手紙」という言葉はどこかで使って欲しかった。