北米に無数にあるカボチャ畑のうち、
ある選ばれた畑から「カボチャ大王」が現れて
世界中の子供に玩具を配るため飛び立つ、
と、ライナス・ヴァンペルト氏は主張していた。
ライナス氏はミネソタ南部ミネアポリス近郊で育った。
彼は、カボチャ大王が出現するのに備えるため
毎年10月31日には自宅の近くのカボチャ畑で
徹夜で観察を行った。
友人のC.M.ブラウン氏によれば
ライナス氏がカボチャ大王に遭遇したことは残念ながらなかった。
この北米中北西部に点在する「カボチャ大王伝説」は
おそらくはキリスト教伝来以前の
北米先住民の文化、とくに
ポトラッチになんらかの関連がある季節的な、かつ大規模な消費活動に
由来したものかもしれない。
ライナス氏は長じて
フィンランドに移住し、
Linuxの創始者となった。
(すべてウソなので本気にすんなよ。)