そのクランカーの成立自体、既存のSchwinnクルーザーバイク・ エクセルシオに
モーターサイクル用ドラムブレーキハブなどをぶちこんだりしていたことから、
まさにブリコラージュといえる。
MTBはその成立から野生の思考に基づいていたといえる。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5
意外なことに、エンジニアリングとは無縁の存在であったといえる。
既存のパーツの寄せ集めなわけだ。
ゲイリー・フィッシャーはブリコルールであったが
ゲイリー・クラインはエンジニアであった、ということだろう。
(どちらが偉いか、という話ではない。)
クライン自体はエンジニアリングを指向したものであったが、
MTBの野生の部分と奇妙にマッチし、不可思議なバイクを作り上げた、
というまとめでいいだろうか、諸君。