幼なじみの友達ということではない。
今回、SilcaのPistaという空気入れを分解したり
パーツ交換したりしたわけだが、、、
そこで感じたことは、
これは現代ではすごく独特なものだなーということだった。
パーツの根幹部分は、激しく堅牢な部品でできている。
それに対し、消耗パーツは革やゴムなど、
はやく劣化するのが前提のものでできている。
つまり、ふつうの使用状況では、こわれるのは消耗部分だけで、
消耗部分を交換すれば、ほぼ永久に使用できるようになっている。
Pistaはユーザーが内部構造を知って行うメンテナンスが前提ですな。
ところで、
Pistaはイタリア製だから当たり外れがある、などという人がいる。
だが、この単純な構造から判断して、
革パーツに油を塗ったりするメンテナンスをしていけば、
ちゃんと期待したとおりの動作をするはずだ。
これは日本的な、至れり尽くせりな製品とは大きく異なる。
でも、昔の機械とはこういうものだったのではないでしょうか。