さて、この度7年ぶりにDSLRを買ったんだけど、
広角のズームレンズ付けちゃうとそうとうかさばるので、
既存サイズのカメラケースには入れられまい、と思う。
今回は、この大きなカメラを入れることができ、かつ、かさばらないカメラケースを裏縫い技法で作りたいと思う。
最小限の保護がされればいいと思うので、パッドなどは入れない。
革は羊革を使う。以前、激安だったのを買ったのだが、あまりに柔らかくて使い道なかったもの。クロームなめしなのですごく柔らかい。
この革、買ったはいいが使い道なくて押し入れに眠ってたものだ。
ようやく有効活用できる、、、
裏地の布も買ってみたんだけど、結局かさばりそうなんでやめよう。
革の裏側がすごくいい具合のスエードになっていて、これを活用しないのはもったいない感じ。
手持ちの*istDのケースの構造を手本に、ファスナー閉じにしようと思う。
13年前の*istDのケースはまたもや加水分解で使えなく成りつつある。本当にこのウレタンってヤツをこの世から消し去りたい。
構造は非常に簡単なのだが、縫うのに時間がかかるな、、、
ひたすら縫ったあとは、ファスナーを付ける。
どの革工作の本を読んでも、ファスナー周りは両面テープで貼り付けてますね。接着剤だとかたくなっちゃうからかな。
どうせ縫うんだからいいんだろう。
ファスナーはTalonの復刻品を使用。これは金色じゃなく、真鍮色だ。
ファスナーがカメラに当たってはいけないので、保護用の革を内側に付ける。
あとは閉じる部分の工作が残っている。これはフタ的なパーツをつけて、ベルクロで閉じる。
まずまずの出来映えであり、実際に使用してもなんの問題もない。
巨大な15-30mmレンズをつけたカメラを簡単に格納することができる。