2015/03/04

LEICA Q



デジカメ系のニュースサイトに、こんな話題が載っていた。

「台湾の認証機関のサイトに「LEICA Q (Typ 116)」が登録」
http://digicame-info.com/2015/03/leica-q-typ-116.html
Qという名称が付くカメラである。
・・・素直に考えるとこれってQマウントカメラなんじゃないか。

だが、世間様の一般的な反応では、
「はぁ?Qマウント?んなわけないでしょ」だ。


がっ! まあ少し考えてみて欲しい。
まず、君たちが考える、Qマウントでない理由はなんでしょうか。
・・・明確な理由はないのではないか。そこには、「まさか大ライカ
がQマウントを採用するわけない」という先入観があるだけだ。

では、まずその先入観を忘れて欲しい。まさか、、、ということが起
きるのが基底現実というものだ。

そこで、Ricoh/PENTAXのQシステムについてだが、、、
Qシステムは充分世界に知られ、けっこうな数が販売されているマウ

ントである。
そう、、オレも持っているくらいだ。


このLEICAにQという名前が付いていることから考えて、先ほどの先入
観を忘れた君は、これはもしかしてQマウントのカメラかもしれない
、と思い始めただろう?

さらに、カメラメーカーとしてのステイタスはLEICAの方が上ではあ
るかもしれないが、企業規模ではRICOHと比べるとゾウとアリほど違
う。

そんなLEICAが、大RICOHのシステムカメラQと同じ名称を無断で使う
ということはあるだろうか?
常識的に考えて、のちのトラブルを避けるため、商標の使用を許可さ
れていると考えるのが妥当ではないか。
仮に商標の使用を許可されたとして、Qマウントではないカメラとい
う可能性もある。

よく考えて欲しい。
Qマウントでもないのに大LEICAがQを名乗るのは、市場に誤解を与え
るであろう。
大LEICAがレインジファインダーのEOSというカメラを発売するようなものだ。
まだ君はLEICAがQシステムを採用するわけない、と思
うだろうか。
既にLEICAはマイクロフォーサーズシステムを採用しているではない

か。
これらから導き出した答えは、、、
Typ 116はQマウントでしかありえない。
(大きく出た→外れたらごめんなさい)

オレの予想では、RICOHの営業力により、OEMを勝ち取ったものではな
いかと思う。
外観はウルライカのような、測距窓を持たないもので、工芸品のよう
に作られたコレクタブルなものではないか。
何度も言うが、外したら本当にゴメン、、、