(あらすじ)
もこもこブーツがすごい気になったので調べてみたら意外な歴史と事実が次々と判明した。
もこもこブーツの素朴な形状のなかに、黎明期の航空服、英連邦の歴史、第一次世界大戦時にオーストラリアに課せられた役割、そしてグローバリゼーションの中で揺れ動く現代の在豪企業の姿が見えてきた。(大げさか?)
そういうストーリーが付加されると、オレ的にはもう「単なるもこもこブーツね、ふーん」とは観ることは出来ない。もうもこもこブーツをはいている人を見ると、こうしたバックグラウンドを知ってて履いてるんだとしたらすげーなーと思うのだろう。
(こっから本題)
そこで、オリジンである豪州の企業が作ったもこもこブーツ(UGG)、ベーシックなヤツを購入してみようと思う。
いろいろネットサーフしてみたら、Jumbo UGGのほむっぺに行き着いた。ここは家族経営・豪州企業・豪州生産なので間違いないところ。
ショートブーツが期間限定で199AUDのところ119AUDで買える。また、送料も10AUD程度だ。仮に関税がかかったとしても、MAX4300円。つまりだいたい16000円くらいで買えるようだ。
ここは一発やってみっか。
サイトからの購入で何の問題もない。ただ、言語は日本語を選択すると住所選択がうまくいかなかったので、英語を選択すると良いだろう。
Jumbo UGGのほむっぺには、12月と1月には在庫を持たないことにしているので受注生産となり、それには少なくとも14ビジネスデイズ見て欲しいとされている。やはり豪州は夏だからか。
[transactionの実態]
注文日12月 5日
発送日12月11日
到着日12月19日
実際には発送までに6日しかかからなかった。発送から到着までは8日。速い!そして送料が安い!
さて、届いたものはこれ。
タグにはオーストラリア製と書いてある。これよこれ。
サイズは10、オレの足は26.5なんだが、靴下をはいてもはかなくてもジャストサイズ。これは中が羊毛ということで調整がきいているのだろう。
履き心地なんだが、仮に天国というものがあって、そこにもブーツなるものがあるとすれば、これだろう。
構造的にはムートンをそのまま裏返して靴に仕立てて、底にプラスチックの靴底を接着剤で貼り付けている。
要は一枚革。つまり外側の革は裏革=スウェードだ。
スウェード面には撥水加工してある、とタグに書いてあった。念のため、防水スプレーをさらに吹いておこう。
意外と安く買えたのだが、真冬のブーツとしてはなかなかよい選択だったろう。