16,7年くらい前に乗ってたVW GOLF IIciなんだが、
運転中に急に水温計がぐぐーと一〇〇度くらいに上がって、
すぐ平温に下がった。
おかしいなーと思いながら家に帰り、
ボンネットを開けてみたらあらまあ
電気配線がまるこげ!(すでに鎮火していた)
焼けたのはまさにあの水温が上がったときだったのだろう。
結局そのまま自走してディーラーに行き、修繕した。
たしか無償で直してくれたんじゃなかったかな。
金を払った記憶がないので。
まああのころの電気配線は
なんの防護措置もなく、カプラーとかむき出しで
エンジンルーム内をのたうってたんだよな。
1.8リッターSOHCエンジンの熱やら
下から入り込んだ水やらが影響してショート、発火したのだろう。
ちなみにエンジンルームをのぞき込むと地面が丸見えだった。
猫とか水とかゴミとか入り放題。
配線が焼けながらもなぜ走れたのかは今でも不思議である。
身を犠牲にしつつも、義務を果たしたのかもしれない。
奇跡的に走行に関わる部分の配線は焼けていなかったのか。
まさに生きているクルマだったのだろう。
それ以外にもガソリンスタンドでのオイル交換中に
エンジンが発火して消火器のおせわになったこともある。
あのときはさすがにびっくりした。
そんなIIci(なんか昔のApple Macintoshのような名前だ)も、
CDチェンジャー、後付けGTIグリル付きでもらわれていった。