これはオレの故郷の小さな町の、
昭和10年前後のガイドブックだ。
先日、父がコピーを入手したのだ。
祖父の代のオレの実家も
家具店として広告に登場している。
(このころ、まだ父は生まれていない。)
祖父はこのころ、婚礼家具などを作って売っていたようだ。
祖父は指物師に弟子入りしたということで
腕のいい職人だったようだ。
オレが今使っている机も祖父が作ったものだった。
その他にも自転車屋の広告もあって、
パリス号、キリン号、アタリヤ号、エスラ号などの名前が読み取れる。
支那そば(原文ママ)元祖、という名も見えて
ラーメン屋さんもあったのだなあと感慨深い。