まあ、これを見てほしい。
ハインケルが大戦中に作った双発機なんだが、
相当程度、電子化されている。
もう70年も前のことなのにだ。
英国の爆撃機と護衛戦闘機群を迎え撃つために製造された機体だが、
ここまで電子化しないと、
夜、欧州の空を飛行することはできなかった。
八木アンテナ(リヒテンシュタイン・目標探知)や
ループアンテナ(方向探知)、曳航アンテナ(なんに使うのだ)などが
これでもかと装備されている。
対する英国の護衛戦闘機も、同様に電子化されていたこと、
陸上では探知や誘導を行う巨大なレーダーが設置されていたことを
考えると恐ろしくなってくる。
そう、、、人間の作り上げたテクノロジーがだ。
なお、この飛行機には射出座席が装備されているが、
もっと前のHe280にもすでに装備されていたようだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/He_280_(航空機)
夜間戦闘に付いては
こちらが詳しいので、あわせてお読みください。
http://www1.mahoroba.ne.jp/~ple/t130.html
http://www.nachtjagd.org/history/index.shtml