もこもこブーツについていろいろなことがわかったのでまとめて報告しておこう。前回書いた内容も含まれます。
1 もこもこブーツはギャルだけのものではない
男性用もある。
2 ルーツは飛行機
豪州企業Jumbo UGG社のほむっぺによれば、記録されたる最初のUGGブーツは第一次世界大戦の時の空中勤務者のブーツということだ。
Fug Boots(Flying UGG boots)というらしいが、、、
3 発明者はホーカー少佐
google氏によれば、Fug Bootsは英国軍のエースLanoe Hawkerにより発明されたという。
http://en.wikipedia.org/wiki/Lanoe_Hawker
http://www.iwm.org.uk/collections/item/object/30016195
4 軍事需要
もしかしたらWWI以降、英国空軍の空中勤務者用として、シープスキンの一大供給地・英連邦オーストラリアに大量に発注されたのかもしれません。まあ推測ですがね。
それが現在のもこもこブーツの祖先だったということか。
(だいぶ構造は簡略化されているが)
5 有名メーカーのはオーストラリア製じゃない
有名メーカーUGG Australiaのは中国生産、ほかの中小ローカルメーカーのはオーストラリア製。(JUMBO UGGのほむっぺより)
UGG Australiaのクレームにより、米国などではUGGの名前が使えないので、Jumbo UGGはKoalabiという名前で販売せざるを得ないという矛盾した状況がある。
6 ローカルメーカーのは安く買える
たとえばJumbo UGG社のミニ(くるぶしまでの)は(南半球の夏=北半球の冬では)119オーストラリアドルくらい。9000円くらいだが、、、日本までの送料・関税込みでも1.5諭吉以内で買えるかな。
(追記)12月・1月は在庫がないため受注生産となり生産に14日ビジネスデイズ必要。
・・・航空好きとしてはオーストラリア製のを押さえておかないとな。
(買うのか>オレ)
7 簡便な構造
毛の付いたシープスキンをそのまま裏返してブーツにするので、ライニングとかはなくてもいい。そのため、表面はバックスキンとなる。
とゆーことはバックスキン用の手入れでいいということだね。
この構造は、軽いのと、革の通気構造をそのまま利用できるという利点があるが、破れに弱いという欠点もある。
8 「もこもこブーツ」は未登録
IDPLによればまだ商標登録されていない事がわかった。