Pentax Imaging (USA)の代表のNed Bunnell氏が
自分のBloggerサイトにこのようなエントリを書いておった。
http://nedbunnell.blogspot.com/2009/01/tempest-in-teapot.html
このエントリは2009年1月のものだが、
これによれば、PENTAXに不足しているのは
DSLRとコンパクトをつなぐMegazoomなブリッジカメラと、
Advancedなコンパクトカメラだそうだ。
その後、MegazoomなブリッジカメラX70、そして後にX90が発売された。
これはおそらくOEM製品により急遽企画されたものだろう。
ほぼ同じ諸元の同様の製品がNikonから発売されている。
SANYOが作っているのではないか?と思われる。
残るはAdvancedなコンパクトカメラだ。
Nedのイメージ的には、高品位な外装と優れた描写のレンズをもつ
LEICA DIGILUXのようなものらしい。
ここへ来て、2009年8月にこんな報道(FSBE)があった。
すでにリンク切れしているのが残念だ。
HOYAの井植氏の発言であるが、
「価格がワンランク上で機能面で優れる」コンパクトの市場投入を検討するとのことだった。
その後、2010年4月初旬の日経(ネット)ではだいたいこんなことが書かれていた。
これもリンク切れね。
・・・・HOYA(ペンタックス)はコンパクトデジカメの生産の全量を
外部委託に切り替え、付加価値の高いコンパクトデジタルカメラや
デジタル一眼レフの開発に経営資源を注力している。・・・・
その結果、Qが開発されたのだろう。
一連の報道と現実とはほぼ整合している。
「価格がワンランク上で機能面で優れ」たコンパクトカメラQ、というわけだ。
そして、いままでのコンパクトのように
三洋のOEMでない、
ペンタックスの自社生産であることに意味がある。
これこそ、Ned Bunnell氏、そしてペンタックス内部の人々が
長年切望していた高級コンパクトカメラの具現である。
http://kensosha.blogspot.com/2011/02/blog-post_06.html
このころの噂はほぼ正しかったデスネー。
では、あれだけこのようなものを待望していた
貴様はどうするのか?と聞くならば
コンピュータのLionへの更新が終了するまで考えたい。