では、今後長らく使用できるものといえば、これだろう。
FA31mm limited でごわす。
知らない読者のために書いとくと、
こいつは2001年に発売されたPENTAXのレンズだ。
もともと銀塩用なんだぜ。
まだDSLRなんてほとんどなかったころのレンズであり、
MZ-Sのようなカメラに装着することが想定された。
もしかしたら、MZ-SベースのフルサイズDSLR
(当時の仮称K-1)用に検討されていたのかもしれない。
APS-CセンサーのDSLRだと換算46mmくらいの焦点距離になるね。
こいつで撮ると夢のような写真が撮れる、と人はいう。
レンズ界のリビングレジェンド。
果たしてその伝説が本当なのかを確かめたい。
外観がまた素晴らしい。
鏡筒がアルミ合金製・ブラックアノダイズド。
途中からアッセンブル国が日本からベトナムに変わったが
画質には影響ない、とNed Bunnellが言っとった。
FA31も数十年は使えるものと想定している。
これだとRenaissaも許してくれるんじゃないか。
このレンズはデジタル対応が不十分とか
クイックシフトフォーカスQSFという機能がないとか
いろいろあるが、
外観に関するまったく個人的な印象をいえば、
これ以上恰好のいいレンズはそうないと思う。