本来のステッチダウン製法であれば、
この生ゴム部分(アウトソール)も一緒に縫いつけてしまうようだが、
簡便化のためか、そうはしていない。
アウトソールをミッドソールに接着しているようだ。
だからこそ、素人のオレが修繕できるのでは、、、と思いついたのだ。
接着部分を剥がして、新しいアウトソールを接着できるかもしれない、
ということだ。
アウトソールは生ゴム。
ミッドソールは革。
おそらくは、革・生ゴムと相性がいい合成ゴム系接着剤で
接着されているんじゃないか、と推測してみた。
ちょっと剥がそうとしてみたが、すごく強く接着されていて、
一筋縄では剥げそうにない。
効率的に剥がすにはどうしたらいいだろうか、、、
いろいろ試行錯誤してみたが、
結局、100円ショップで、瞬間接着剤はがし用のアセトンを買ってきて、
割れ目から流し込んで、あとは金属ヘラやカッター、
ペンチで力ずくで剥がした。
ものすごい力が必要だ。
この作業がもっとも大変だった。

はがした後は、ルーターのやすりを使って
ミッドソールの裏についた接着剤をはがす。
これはすごく簡単で、時間もかからなかったよ。
紙ヤスリなどでやっていたら3日もかかったであろう。
すげーよ、テクノロジー。