2007/10/27

クランクの構造

現在、故あって
各社のクランクの構造について研究中。

Hollowtech 2に代表される
新型クランクシステム(勝手に貫通式と呼んでいる)だが、
各社とも細部はけっこう異なっている。

パークツールが親切にも解説してくれているのはありがたい。

http://www.parktool.com/repair/readhowto.asp?id=122

ここでは、さまざまな違いが一目瞭然だ。

注目すべきは
XTR FC-M960の左クランクを固定する
スプラインが他社に比べ薄い。
えっ?たったこれだけ?というほどだ。

FSAのMegaEXOは
シマノよりスプラインの面積が大きい。

Race FaceのX-typeは
昔のクランクシャフトみたいに
8mmボルトを時計回りで回転させるときの力で圧入する。

外すときは8mmボルトを逆回転させるだけではずれる。多少力は必要だが、、、、
クランクプーラーなど専用工具は不要だ。
固定力ではX-typeがすぐれているだろう。