2016/06/26

ネームなるものをすなり

10年以上ぶりに、ネームを切って(作って)いる。
本当に難しいな!そして楽しい作業である。


「安息海 第四話」、ということになる。
シナリオはもう出来ているので、次はネームということなのだろう。

何頁になるのだろうか。たぶん10頁は越えるだろう。

よくネームのお手本として示される石森章太郎の龍神沼などを見返してみたい。

きっとなんかヒントがありそうだ。

2016/06/14

オリジナルの絵を描く(後編)


描いているうちに、すごく繊細な部分について、ペン入れする自信がなくなってしまった。これって丸ペンでも難しいな、、、
今回は鉛筆線をそのままスキャンしていこうと思う。

以前描いた智子の絵で、逆光当てるというのがあった。
今回はこれを応用して、下から光を当てることにした。

影の色つけは結構大胆にやって、消しゴムでおおざっぱに消せばいい、というのが逆光智子で得た知見である。(偉そう)
正直な気持ちを書くと、ほんとうにうまく描けた。


The Circle in Repose by Kensosha on DeviantArt


まあ、オリジナルということで、見ていただける方も少ないわけだが、いいのである。
(感想をいただいた方々には本当に感謝です)

いままで描いた絵で、最高の出来といえる(大きく出た)。絵を描くのを再開した半年前の技倆と比べると、全然違うよこれ。自分では相当進歩したと感じる。

(うっ、、、これ、俺TUEEEE状態ってやつか)

きっとこの記述はあとで読み返して恥ずかしくなるやつだな、、、まあいい。

タイトルは
「安息海 陸前國沖水深弐百尋」
Deviant Artupした英語タイトルは
`The Circle in Repose`(安息のなかの環)

以前描いた若書きのコミックの続編をもとに描いたイメージ図である。コミック「安息海」は第二話まで完成していて、すでにPixivで公開してあるけど、第三話はネーム段階で10年前に中断して、描いていない。
なので、これは第四話、ということになるな。

オリジナルの絵を描く(前編)

久しぶりにオリジナルの絵を描こうと思う。
最近はずっとワタモテの主人公智子の絵(もこ絵)ばかり描いてきたが、少しぐらいは上達したのかなとも思う。
この半年間で、もこ絵を描くことを通じて獲得した技倆を書き出しておこう。
・レイヤーの使い方
・葉っぱブラシ(カスタムブラシ)(Photoshop CC)
・主線の抽出(Photoshop CC)
・主線の淡色化
・逆光などの影の表現
これらの技法を集大成したオリジナルの絵を描いてみて、PixivDeviant Artに投稿してみようと思う。

【今回やること】
背景 青(淡色と濃色のコンビをカスタムブラシで描く)
人物像(オリジナル人物。主線を淡色で実施)
魚(魚類マイクロネクトン)いっぱい描く

と、ここまで描いて気がついたんだけど、
このいっぱい描く魚って、葉っぱブラシを応用したカスタムブラシでやったらどうなんだろうか。
試しにやってみるか、、、

ブラシの作り方はこちらに詳しかった。

いくらでも描けて便利なんだけどちょっとCGっぽくなっちゃうよな、、、その辺今後の改善点なんだろう。



と、いままで得た知見をもとに描き始めよう。
製作過程はこんな感じだ。

ポーズ集を参考に下書きする。髪型と服、魚などのディティールはネットを参照しておく。
下書きをもとに、ケント紙に鉛筆で描き、スキャンしてデジタルデータで取り込む。
主線を抽出し、彩色していく。自分の納得いくまで彩色して、完成だ。



これは、アニメーションgifじゃなくて、APNGというやつだ。色も変わんないし、画質もいい。下記のサイトで変換できます。超便利。


2016/06/11

天の川第二弾



新月かつ月がまだ出ていない時間帯、
さらに快晴という素晴らしい状況の夜があったので、
再び撮影に赴いた。

場所はまた同じ、近郊の天文施設のあるところ。
深夜0時ころだ。

今回もK-1、アストロトレーサーを使用。
直前に精密キャリブレーションを行った。

その結果がこれ。
地平線付近が明るいのは市街地の明かりだろうな、、、
でも、今回は天の川をしっかりとらえることができた。

前回はフォトショで調整した上で、
さらに大甘に見て天の川が見える程度だったが、

今回は単にRAW現像しただけで、十分天の川だとわかる。
さすが新月。
(この画像はトリミングしたものです)

今回も残念ながら16倍に拡大すると若干星が流れてるんだよな、、、
A4印刷程度は問題ないけど、、、
アストロトレーサーってこんな感じなのかな。
まあ次回、また機会があれば検証していこう。

とりあえず、天の川のセッションはこれで終わり。


(今度は望遠でみずがめ座のらせん星雲を撮ります)